銀行口座を5つに整理したら年3万円得した35歳父の実体験

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正直に言うと、私は銀行口座の管理で完全に失敗していました。35歳、妻と子供2人の4人家族。世帯年収700万円で郊外に家を買い、住宅ローンを抱えながら、2人の子供の教育費と自分たちの老後資金のことを考えると、夜中に目が覚めることもありました。それなのに、銀行口座は昔から持っているものが8つもあって、どこにいくら入っているのかすら把握できていなかったんです。「お金が貯まらない」と嘆く前に、まず自分の足元を見るべきだったと、今では痛感しています。

気づいたら銀行口座が8つ!把握できない自分に愕然

きっかけは、昨年の年末でした。ふと「うちの総資産っていくらなんだろう」と思い立ち、通帳をかき集めてみたんです。すると、出てくる出てくる。学生時代に作ったゆうちょ銀行、新卒で入った会社の給与振込用に作った三菱UFJ銀行、転職先で指定されたみずほ銀行、住宅ローン用の三井住友銀行、ネット通販のキャッシュバック受取用に作った楽天銀行、あとはなぜ作ったか覚えていない地方銀行が2つ、そして妻から「便利だよ」と勧められて放置していたPayPay銀行。計8口座です。

各口座の残高を合計するだけで2時間かかりました。しかも、ほとんど動いていない口座に毎月数百円ずつ謎の引き落としがあったり、キャッシュカードの暗証番号を忘れてATMの前で立ち尽くしたり。極めつけは、長年放置していた口座が「休眠口座」扱いになりかけていたことです。正直、自分のお金の管理能力のなさに愕然としました。子供には「整理整頓しなさい!」なんて言ってるくせに、自分の銀行口座がこの有様とは。まるで散らかった子供部屋を見て説教する資格を失った気分でした。

目的別に5口座へ再構築した具体的な方法

さすがにこのままではまずいと思い、年始から銀行口座の整理に取り組みました。いろいろ調べた結果、「目的別に口座を分ける」という方法が自分には合っていると感じたんです。

最終的に残したのは以下の5口座です。

  1. 生活費口座(三菱UFJ銀行):給与振込&日常の支払い用
  2. 住宅ローン口座(三井住友銀行):ローン引き落とし専用
  3. 教育費積立口座(楽天銀行):子供2人の教育資金用
  4. 老後資金口座(住信SBIネット銀行):将来への備え用
  5. 緊急予備費口座(ゆうちょ銀行):突発的な出費に備える用

特に教育費と老後資金は、絶対に生活費と混ぜないと決めました。今までは「余ったら貯金」という曖昧なスタイルでしたが、それでは一生貯まりません。先に目的別口座に振り分けてから、残りで生活するスタイルに変えたんです。

ネット銀行を2つ取り入れたのは、金利の高さと振込手数料の無料回数が魅力だったからです。住信SBIネット銀行は「目的別口座」という機能があって、1つの口座内で仮想的にお金を分けられるのも便利でした。ただ、正直に言うと、妻は最初「ネット銀行って大丈夫なの?」と不安がっていました。確かに店舗がない分、何かあったときの相談窓口がないのは不安材料かもしれません。

整理して実感した3つのメリットと2つのデメリット

口座を整理して半年が経ちましたが、実感しているメリットは3つあります。

  • お金の流れが一目でわかるようになった:毎月の収支把握が格段に楽になりました
  • ATM手数料と振込手数料が年間約2万円減った:ネット銀行の無料枠をフル活用
  • 金利差で年間約1万円のプラス:メガバンクの普通預金金利0.02%から、楽天銀行の0.1%(条件達成時)に移したことで、微々たるものですが差が出ました

合計で年間約3万円の節約効果です。「たった3万円?」と思うかもしれませんが、何もせずに3万円が浮くなら悪くないですよね。子供を回転寿司に連れて行って、デザートまで頼んでも余裕でお釣りがきます。

一方で、デメリットも正直に書いておきます。

  • 口座解約の手続きが想像以上に面倒だった:特に地方銀行は窓口に行く必要があり、平日に休みを取る羽目に
  • クレジットカードや公共料金の引き落とし口座変更が大変:全部で20件以上の変更手続きをしました

正直、途中で「もうこのままでいいかな…」と何度も思いました。でも、一度やり切れば、あとは自動で回る仕組みができます。最初の1〜2ヶ月を乗り越えられるかどうかが勝負です。

我が家の銀行口座運用ルールを公開します

現在、我が家では以下のルールで運用しています。

  1. 給与が入ったら、まず住宅ローン用・教育費用・老後資金用・緊急予備費用に自動振替
  2. 残った金額だけで1ヶ月を過ごす
  3. 各口座の残高は月1回、スプレッドシートに記録
  4. 緊急予備費は生活費の3ヶ月分をキープ

残高の記録には、最初はマネーフォワード MEという家計簿アプリを使っていました。銀行口座を連携すると自動で残高を取得してくれるので便利です。ただ、無料版だと連携できる口座数に制限があるため、現在は有料プランを検討中です。月額500円の価値があるかどうかは、正直まだ判断しかねています。

ここで注意点を一つ。銀行口座の整理は、あくまで「お金を貯めやすくする仕組みづくり」であって、これだけでお金が増えるわけではありません。投資や資産運用を検討される場合は、元本割れのリスクがあることをしっかり理解した上で、ご自身の判断で行ってください。我が家も老後資金の一部はつみたてNISAで運用していますが、これはまた別の機会に書こうと思います。

まとめ:銀行口座の整理は「向く人」と「向かない人」がいます

銀行口座の整理は、「なんとなくお金が貯まらない」と感じている人には効果的な方法だと思います。一方で、すでに家計管理がしっかりできている人や、口座が少なくてもきちんと把握できている人には、わざわざ時間をかける必要はないかもしれません。また、手続きの手間を考えると、忙しすぎて平日に時間が取れない方には正直おすすめしにくいです。それでも「一度仕組みを整えたい」と思う方は、まず自分の口座を全部書き出すところから始めてみてください。私のように愕然とするかもしれませんが、それが第一歩です。

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