フリーランス24歳が固定金利で住宅ローンを検討した3ヶ月の記録

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正直に言うと、私は最初、住宅ローンのことを完全になめていました。「固定金利って安心そうだし、とりあえず銀行行けばなんとかなるでしょ」くらいの軽い気持ちで相談窓口に行ったんです。結果は見事に撃沈。収入証明書を見せた瞬間の銀行員さんの微妙な表情、今でも忘れられません。フリーランス歴2年、収入は月によって10万円から40万円までバラバラ。国民年金と国民健康保険の支払いだけでヒーヒー言っている24歳の私が、なぜ住宅ローン、しかも固定金利にこだわったのか。この3ヶ月間の試行錯誤を、恥ずかしいところも含めて全部書きます。

なぜ収入不安定な私が「固定金利」にこだわったのか

そもそもなぜ住宅ローンを検討し始めたかというと、実家を出て一人暮らしを始めて1年、毎月の家賃7万円がただ消えていくことに耐えられなくなったからです。年間84万円。フリーランスの私にとって、これは国民健康保険の年間支払額より高い金額です。住宅ローンについて調べ始めると、変動金利と固定金利という2つの選択肢があることを知りました。2026年現在、変動金利は0.3%台からあるのに対し、固定金利は1%台後半〜2%台。でも、私は迷わず固定金利を選ぼうと思いました。理由は単純で、これ以上「変動」するものを人生に増やしたくなかったからです。フリーランスの収入は毎月ジェットコースター。固定金利なら、35年間ずっと同じ金額を払い続ければいい。この「予測可能性」が、収入不安定な私にとっては何よりの安心材料でした。

銀行3行に断られて気づいた「フリーランスの壁」

意気揚々と地元の銀行に相談に行った私は、ものの30分で現実を突きつけられました。「フリーランスの方は、最低でも3年分の確定申告書が必要です」「収入の安定性を証明していただく必要があります」「頭金は物件価格の2割以上ご用意いただけますか」。私のフリーランス歴は2年。確定申告書は2回分しかありません。しかも1年目は赤字、2年目でようやく年収300万円。頭金に使える貯金は80万円程度。銀行員さんの「厳しいですね…」という言葉が、妙に優しいトーンだったのが逆につらかったです。その後、ネット銀行2行にも相談しましたが、結果は同じ。フリーランスが住宅ローンを組むには、最低でも3年の実績と、安定した収入の証明が必要だということを身をもって学びました。

ただ、この過程で一つ大きな発見がありました。それがフラット35の存在です。フラット35は住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する住宅ローンで、最大の特徴は「全期間固定金利」であること。そして、審査基準が一般的な銀行ローンとは異なり、勤続年数の要件がないのです。

固定金利のメリット・デメリットを冷静に整理してみた

固定金利のメリット

  • 返済額が変わらない安心感:35年間、毎月同じ金額を払い続ければいい。家計管理がしやすい。
  • 金利上昇リスクがない:今後金利が上がっても、自分の返済額には影響しない。
  • 長期のライフプランが立てやすい:具体的な目標を設定しやすい。

固定金利のデメリット

  • 変動金利より金利が高い:2026年5月現在、変動金利との差は1%以上あることも。
  • 金利が下がっても恩恵を受けられない
  • 総支払額が多くなる可能性

例えば3,000万円を35年で借りた場合、金利0.5%と1.8%では、総支払額に約750万円以上の差が出ます。でも私はこう考えました。「損をしないこと」より「破綻しないこと」を優先する。これが、収入不安定な私が出した結論でした。

3ヶ月の検討を経て、今の私が思うこと

結論から言うと、私はまだ住宅ローンを組んでいません。フラット35の仮審査は通りましたが、物件探しの段階で「やっぱりもう少し貯金を増やしてからにしよう」と思い直しました。この3ヶ月で学んだのは、住宅ローンは「借りられるかどうか」より「返し続けられるかどうか」が大事だということ。まずは自分の「お金の現状」を把握することが本当に大事です。

※住宅ローンは長期にわたる借入です。契約前に必ず複数の金融機関を比較し、ファイナンシャルプランナーなど専門家に相談することをおすすめします。

まとめ:固定金利が向く人・向かない人

固定金利は「安心」を買う選択です。収入が安定していて余裕がある方には変動金利のほうがお得になる可能性が高いです。一方、私のように収入が不安定な方には、固定金利の安心感は大きな価値があります。まずは複数の金融機関に相談することから始めてみてください。

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