正直に言うと、私は40歳を過ぎるまで「ポイ活」を完全にバカにしていました。「そんな小銭集め、年収900万の俺がやることか?」と。ところが、息子の大学進学費用を試算した瞬間、その考えは吹き飛びました。私立理系なら4年間で約600万円。今の貯蓄ペースでは、正直かなり厳しい。そこから私のポイント還元との格闘が始まったのです。最初の半年は散々でした。でも今では、年間8万円以上のポイントを安定して獲得できるようになりました。今日は、43歳管理職のリアルな体験談をお話しします。
ポイント還元を軽視していた頃の大失敗
管理職になって5年、忙しさを言い訳に家計管理は妻に丸投げでした。クレジットカードは会社の経理から勧められた年会費無料の一般カードを何となく使い続けていたのです。ポイント還元率はわずか0.5%。毎月の生活費支払いが約30万円だったので、年間で獲得できるポイントは18,000円相当でした。
ある日、同期の山田(仮名)と飲んでいた時のことです。「俺、カードとQR決済の組み合わせで年間10万ポイント超えたわ」と言われ、最初は冗談だと思いました。でも彼のスマホを見せてもらうと、本当でした。同じような年収で、同じような生活をしているのに、年間8万円以上の差がついていたのです。
正直、軽くショックでした。8万円あれば息子の教科書代くらいは余裕でまかなえます。「なんで今まで気づかなかったんだ」と自分を責めましたね。まるで、10年間ずっと財布に穴が空いていたのに気づかなかったような気分でした。
そこから私の「ポイント還元研究」が始まりました。しかし、最初はネットの情報を鵜呑みにして失敗の連続でした。「このカードが最強!」という記事を信じて申し込んだものの、自分の生活スタイルには全く合わないものだったのです。年会費を払ったのにほとんどポイントが貯まらない、という悲しい経験もしました。
試行錯誤の末にたどり着いた「二刀流」戦略
半年間の失敗を経て、ようやく自分なりの方法が見えてきました。結論から言うと、メインカード+サブカードの「二刀流」が私には合っていました。
メインカードには三井住友カード ゴールド(NL)を選びました。年間100万円以上の利用で年会費が永年無料になり、SBI証券でのクレカ積立で1%還元が受けられます。正直、ゴールドカードは「見栄っ張りのアイテム」だと思っていましたが、特典を計算すると一般カードより圧倒的にお得でした。ただし、年間100万円使わないと年会費5,500円がかかる点は要注意です。
サブカードには楽天カードを残しました。楽天市場での買い物は相変わらず多いですし、楽天ペイとの連携で街中でも使えます。息子の参考書やパソコン周辺機器は、ほぼ楽天で購入しています。お買い物マラソンの時期を狙えば、還元率は10%を超えることもあります。
ここで重要なのは、カードを増やしすぎないこと。私は一時期5枚のカードを使い分けようとして、管理が破綻しました。どのカードでいくら使ったか分からなくなり、結局ポイントを失効させてしまったのです。今は2枚に絞って、シンプルに運用しています。管理職の仕事だけでも頭がいっぱいなのに、カード管理で脳みそを消耗している場合ではありませんからね。
投資と組み合わせて「ポイントが増える仕組み」を作る
ポイント還元の真価を発揮したのは、クレカ積立との組み合わせでした。SBI証券で毎月5万円をクレカ積立すると、年間6,000ポイントが自動的に貯まります。これ、何もしなくても貯まるんです。投資信託を買うついでにポイントがもらえる。こんな美味しい話があるのかと最初は疑いました。
さらに、貯まったポイントは投資信託の購入に充てています。楽天証券でもSBI証券でも、ポイントで投資信託が買えます。年間8万ポイントをそのまま全世界株式インデックスファンドに投入。これが数十年後にいくらになるか、考えるだけでワクワクします。
ただし、ここで必ずお伝えしなければならないことがあります。投資信託は元本保証ではありません。市場の状況によっては、投資した金額を下回る可能性があります。私も2024年の夏に一時的に15%ほど評価額が下がった時は、正直胃が痛くなりました。ポイント投資とはいえ、リスクがあることは忘れないでください。
それでも私が続けているのは、長期投資の視点を持っているからです。子供の大学進学は2年後ですが、このポイント投資分は老後資金として20年以上運用するつもりです。時間を味方につければ、複利効果で大きく育つ可能性があります。あくまで「可能性」ですけどね。投資に「絶対」はありません。
税金対策としてのポイント還元の落とし穴
管理職になると、税金の重さが身に沁みます。ふるさと納税はもちろんフル活用していますが、ポイント還元も「実質的な節税効果」があると考えていました。しかし、これには注意が必要です。
実は、一定以上のポイントを獲得すると「一時所得」として確定申告が必要になる場合があります。一時所得は年間50万円までは非課税ですが、それを超えると課税対象です。普通にポイ活しているだけなら超えることはまずありませんが、キャンペーンで大量ポイントを獲得した時は要注意です。
また、会社の経費精算でポイントを個人的に貯めることは、会社の規定によってはNGです。私の会社では「会社経費で得たポイントは会社に帰属する」というルールがあり、これに気づかず貯めていたポイントを後から返還することになった同僚もいます。皆さんも、必ず会社の規定を確認してください。
相続の観点では、ポイントは基本的に「相続できない」ことも知っておくべきです。私は万が一の時のために、貯まったポイントはなるべく早く使うか、投資に回すようにしています。数十万ポイントを貯めたまま亡くなったら、それは文字通り「消えてしまうお金」です。これ、意外と見落としがちなポイントだと思います。
まとめ:ポイント還元は「向く人・向かない人」がいます
正直に言うと、ポイント還元の最適化は万人向けではありません。細かい管理が苦手な人、複数のカードを使い分けるのがストレスになる人には向かないと思います。私自身、最初の半年は「面倒くさい」と何度も挫折しかけました。
それでも、年間8万円という金額は決して小さくありません。子供の教育費を前に「何かできることはないか」と探している同世代の方がいたら、まずは今使っているカードの還元率を確認することから始めてみてください。それだけでも、見える景色が変わるかもしれません。私のように「もっと早く知りたかった」と後悔しないためにも。
この記事は、運営者(Ikuo)が自分自身で調べ、まとめた内容です。専門家による監修を受けたものではありません。より詳しい・個別の判断が必要な内容は、専門家や各サービスの窓口に直接ご相談ください。
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