「投資なんてギャンブルと同じだ、堅実に貯金しなさい」——結婚のあいさつに行った際、義父からそう釘を刺された経験はありませんか。33歳、共働きで少しずつ将来のお金について考え始めたばかりのあなたなら、身内からの反対意見に戸惑うこともあるはずです。
実はこれ、私自身の話でもあります。義父は昔、知人に勧められた怪しい投資話で痛い目にあった経験があり、「投資」という言葉自体にトラウマに近い拒否反応を示す人でした。私は積立NISAの資料を見せながら説明を試みたのですが、「お前もそのうち騙されるぞ」と一蹴され、結局その場では諦めて、こっそり自分名義で少額から積立NISAを始めることにしたのです。まるで反抗期の高校生のように、義父に隠れて証券口座を開設した自分を振り返ると、少し情けなくもあり笑ってしまいます。
積立NISAは本当に「やめとけ」なのか
結論から言うと、義父が心配していた「投資=危険」というイメージは、積立NISAが対象とする投資信託にはあまり当てはまりません。積立NISAの対象商品は、金融庁が定めた基準をクリアした低コストのインデックスファンドなどに限定されており、義父が経験したような個別の怪しい投資話とは性質がまったく異なります。
「やめとけ」と言われる理由の多くは誤解
ネット検索でも「積立NISA やめとけ」という声を見かけますが、その多くは「短期間で大きく儲けたい人には向かない」「元本保証ではない」という当たり前の事実を、あたかも積立NISA全体のデメリットのように語っているケースがほとんどです。
私がこっそり1年続けてみて分かったこと
月1万円からでも着実に増えた
私は月1万円という、義父にバレても「お小遣い程度」と言い訳できる金額から始めました。1年後、口座残高を見ると、元本12万円に対して評価額は約13万5千円。大きな金額ではありませんが、着実に育っていく実感がありました。
暴落局面も経験してわかった心構え
途中、世界的な株価の下落局面もありましたが、「積立NISAは長期でコツコツ育てるもの」と割り切れたことで、慌てて売却することはありませんでした。むしろ「安く買えるチャンス」と捉えられるようになったのは、続けてみて得た一番の収穫です。
積立NISAを始める前に押さえておきたいポイント
- いきなり大きな金額を投資せず、生活防衛資金(生活費3〜6か月分)を確保してから始める
- 「短期で儲ける」のではなく「長期でコツコツ育てる」という前提を家族にも共有する
- 暴落時にも積立をやめない、というルールを最初から自分の中で決めておく
- 身内に反対されている場合は、まず少額から始めて実績で理解してもらう
私の場合、1年間の実績を見せたことで、頑固だった義父も「まあ、それくらいならいいだろう」と態度を軟化させてくれました。反対意見を頭ごなしに否定するのではなく、小さく始めて結果で示すというアプローチが、思いのほか有効でした。
よくある質問
Q1. 積立NISAと新NISAの違いは?
A. 現行の制度では、旧積立NISAの仕組みは新NISAの「つみたて投資枠」に引き継がれています。非課税で保有できる期間が無期限になり、より柔軟に長期投資を続けられるようになっています。
Q2. 家族に反対されている場合、どう説得すればいい?
A. いきなり大きな金額や専門用語で説得しようとすると、かえって身構えられてしまいます。まずは少額から始め、半年〜1年ほどの実績を具体的な数字で見せながら、少しずつ理解を得ていくのがおすすめです。
Q3. 積立NISAで元本割れすることはある?
A. あります。投資信託である以上、市場の状況によって評価額が元本を下回る局面は必ずあります。だからこそ、短期間で結果を求めず、長期でコツコツ続ける前提を持つことが大切です。
まとめ
身内からの「やめとけ」という言葉には、あなたを心配する気持ちが込められていることがほとんどです。その気持ちを無下にする必要はありませんが、正しい知識を持って少しずつ行動してみることも、あなた自身の将来を守るためにとても大切な一歩です。もしあなたが今、周囲の反対と自分の考えの間で揺れているとしたら、それだけ真剣に将来を考えている証拠です。その真剣さは、決して恥ずかしいものではありません。小さな一歩からで大丈夫です。あなたのペースで、あなたの将来のお金と向き合っていきましょう。
この記事は、運営者(Ikuo)が自分自身で調べ、まとめた内容です。専門家による監修を受けたものではありません。より詳しい・個別の判断が必要な内容は、専門家や各サービスの窓口に直接ご相談ください。
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