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  • シングルマザーが3枚のクレカを比較した結果【年間2万円節約】

    正直に言うと、私はクレジットカードで大失敗した過去があります。20代の頃、「ポイントが貯まるから」という理由だけで4枚もカードを作り、気づけばリボ払いの沼にハマっていました。完済するのに3年かかりました。だから離婚してシングルマザーになったとき、「もうカードは怖い」と思っていたんです。でも、5歳の娘を育てながら年収280万円で生活する中で、現金払いだけでは損をしていることに気づきました。今回は、カード嫌いだった私が、どうやってクレジットカードと「正しい距離感」で付き合えるようになったのか、リアルな体験をお話しします。

    ちなみに、当時は「ポイントで欲しいものが買える」と浮かれていて、せっかく貯めたポイントで交換したのが、なぜか大量の非常食用乾パンでした。リボ払いの利息を思い出すたび、あの乾パンが今でも高級食材に見えて仕方ありません。

    カード恐怖症だった私が「使わないと損」と気づいたきっかけ

    きっかけは、保育園のママ友との何気ない会話でした。「光熱費とか全部カード払いにしたら、年間で1万5千円くらいポイント貯まるよ」と言われたんです。最初は「また怖い話が始まった」と身構えました。でも彼女は私と同じシングルマザーで、年収も似たようなもの。説得力がありました。

    家に帰って計算してみたんです。我が家の固定費は、家賃5万円、光熱費1万2千円、スマホ代3千円、保育料2万円、食費4万円。このうちカード払いにできるものだけでも月8万円以上ありました。仮に還元率1%のカードで払えば、年間で約1万円のポイントが貯まる計算です。現金で払っていた私は、毎年1万円をドブに捨てていたようなものでした。

    ただ、過去の失敗があるので慎重に調べました。リボ払いの恐ろしさは身に染みています。年利15%前後の手数料がかかるリボ払いは、私にとって絶対に近づいてはいけない存在です。だから「一括払い専用」で使えるカードを探すことにしました。児童扶養手当や児童手当をもらいながらギリギリの生活をしている身としては、ポイント還元は小さな希望の光でした。娘の文房具代や絵本代くらいにはなるかもしれない、と。

    実際に3枚のカードを使い比べてわかったこと

    私が実際に申し込んで使い比べたのは、楽天カード、PayPayカード、イオンカードセレクトの3枚です。どれも年会費無料で、シングルマザーの私でも審査に通りました(正直ドキドキしましたが)。

    まず楽天カード。還元率1%で、楽天市場での買い物はさらにポイントアップ。私は娘のおむつ時代に楽天で買い物をしていた名残で楽天会員だったので、相性が良かったです。ただ、メールマガジンの量がすごい。まるで毎日がセール最終日のような勢いで届きます。配信停止の設定は必須です。

    次にPayPayカード。還元率は基本1%ですが、私の生活圏にはPayPayが使えるドラッグストアやスーパーが多いんです。特にウエルシアでの買い物が多い私には、PayPayポイントが貯まりやすい環境でした。ただ、Yahoo!ショッピングをあまり使わない人にはメリットが薄いかもしれません。

    イオンカードセレクトは、近所にイオン系列のスーパーがある人向け。毎月20日・30日の「お客様感謝デー」で5%オフになるのは大きいです。食費を少しでも抑えたいシングルマザーには魅力的。ただ、イオン銀行の口座開設が必要なので、手続きが少し面倒でした。私は結局、給与振込口座を変えるのが面倒で、サブ的な使い方になっています。

    3枚使ってみた結論として、「メインカード1枚+生活圏に合わせたサブカード1枚」の2枚持ちがちょうどいいと感じました。私の場合は楽天カードをメインに、食品の買い出しが多い日はイオンカードという使い分けです。

    シングルマザーがカードを使う上で絶対に守るべきルール

    過去に失敗した経験から、私は自分なりのルールを決めています。これを守れない月は、翌月はカードを封印すると決めています。

    • リボ払いは絶対に設定しない(カード届いたらまず確認!)
    • 利用額は家計簿アプリで毎週チェック(私はマネーフォワードMEの無料版を使用)
    • カードで払っていいのは「どうせ買うもの」だけ(ポイント目当ての無駄遣いNG)
    • キャッシング枠は0円に設定(ATMで借りられる状況を作らない)

    特に3つ目は声を大にして言いたいです。「ポイント5倍だから」という理由で、本来買う予定のなかったものを買うのは本末転倒。私も最初の頃、楽天スーパーセールで「ポイント10倍!」に釣られて、娘がまだ着られないサイズの服を買ってしまったことがあります。届いた箱を開けながら「私、何やってんだろう」と自己嫌悪に陥りました。ポイントを稼ぐために出費を増やすのは、ダイエット中に「運動したから」とケーキを食べるようなものです。

    あと、利用明細は必ず確認してください。私は月に一度、カードの明細を印刷して、蛍光ペンで「本当に必要だった出費」と「なくても良かった出費」を色分けしています。地味ですが、これだけで無駄遣いへの意識が変わりました。

    正直、向いていない人もいると思う

    ここまでクレジットカードの活用法を書いてきましたが、正直に言うと、向いていない人もいます

    過去の私のように「あればあるだけ使ってしまう」タイプの人は、まだカードを持つ段階ではないかもしれません。利用額を見て「来月の給料で払えばいいや」と思ってしまう人も危険信号です。クレジットカードは「後払いの便利さ」と「使いすぎのリスク」が常にセットになっています。

    また、年収が低いことを理由に審査に落ちることもあります。私は通りましたが、勤続年数や他の借り入れ状況によっては難しい場合も。審査に落ちても信用情報に記録が残るので、むやみに何枚も申し込むのは避けた方がいいです。

    それでも、固定費の支払いでポイントが貯まる仕組みは、生活がギリギリの私たちにとって無視できないメリットです。私はこの1年で約2万円分のポイントを貯め、娘の習い事の教材費に充てることができました。たかが2万円、されど2万円。シングルマザーにとっては大きな金額です。

    【まとめ】

    クレジットカードは、正しく使えば節約の味方になります。ただ、過去の私のように「魔法の打ち出の小槌」と勘違いすると痛い目を見ます。まずは1枚だけ作って、固定費の支払いから始めてみてください。使いすぎが心配な人は、利用限度額を最低に設定するのも手です。この記事が、昔の私のように「カードは怖い」と思っている方の背中を、少しでも押せたら嬉しいです。

    ※クレジットカードの審査基準は各社異なります。申込条件をご確認の上、計画的にご利用ください。リボ払いには年15%前後の手数料がかかる場合があり、支払総額が増加するリスクがあります。

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  • 63歳の私が新卒の孫に伝えた就活の本質5つ

    私、40年前の就職活動で大失敗しました。正直に言うと、「給料が高いから」という理由だけで会社を選んでしまったのです。その結果、入社3年目で体を壊し、転職を余儀なくされました。あれから40年。定年退職して年金生活を送る今、就活真っ只中の孫から「おじいちゃん、どうやって会社選んだの?」と聞かれました。その問いに答えるうちに、新卒の皆さんにも伝えたいことが山ほど出てきたのです。今日は、63歳の元サラリーマンが本音で語る就活の話をさせてください。

    40年前の私が犯した「新卒就活」の致命的な間違い

    1985年、私は大学4年生でした。バブル前夜とはいえ、就職氷河期の足音も聞こえ始めていた微妙な時期です。周りの友人たちは「安定」を求めて銀行や公務員を目指していました。でも私は違いました。とにかく初任給の高い会社を探し回ったのです。

    当時は今のようにマイナビやリクナビなんてありません。分厚い就職情報誌をめくり、会社説明会に足を運ぶ日々。正直に言うと、会社の理念や事業内容なんてほとんど見ていませんでした。数字だけを追いかけて、初任給が同期の中で一番高い会社に入社を決めました。

    結果はどうだったか。入社してみると、その会社は「高給の裏には激務あり」の典型でした。毎日終電、休日出勤は当たり前。3年目で胃潰瘍を患い、ドクターストップ。結局、給料は下がりましたが、働きやすい会社に転職することになりました。

    今の新卒の皆さんは、ネットで様々な情報が手に入ります。OpenWorkやライトハウスで口コミも見られる。私の時代にはなかった武器です。でも、情報が多いからこそ、何を基準に選ぶかが難しくなっているのかもしれませんね。

    孫に伝えた「会社選びで絶対に見るべき」3つのポイント

    先月、大学3年生の孫が我が家に来ました。就活が始まって不安だらけの様子。「おじいちゃんの時代とは違うから参考にならないよ」と言われましたが、働くことの本質は40年経っても変わっていないと私は思っています。

    私が孫に伝えたのは、次の3つです。

    1. 「人」を見ること:面接官や説明会の社員の表情、話し方をよく観察してください。疲れ切った顔をしていないか、質問に誠実に答えてくれるか。会社の雰囲気は「人」に表れます。
    2. 「10年後の自分」を想像すること:その会社で10年働いた自分を想像できますか?私は初任給しか見ていなかったから、3年後すら想像できていませんでした。
    3. 「辞めた人の理由」を調べること:入社した人より、辞めた人の声の方が真実に近いことが多いです。今はネットで調べられますよね。

    孫は「なんか、おじいちゃんの言うこと、YouTubeの就活チャンネルより響くわ」と笑っていました。まあ、お世辞半分でしょうけど、40年の経験は伊達じゃないぞと内心得意になりました(笑)。

    正直に言うと「新卒カード」の価値は今でも絶大です

    退職金2000万円を運用しようとFPさんに相談した時、面白い話を聞きました。「日本の労働市場で、新卒採用ほど有利な制度はない」と。

    新卒一括採用は、経験もスキルもない若者を、ポテンシャルだけで採用してくれる奇跡のような制度なのです。中途採用だとこうはいきません。私も転職時に痛感しましたが、「何ができるか」を厳しく問われます。

    だからこそ、新卒の皆さんには「この会社でいいや」ではなく、「この会社がいい」と思える場所を見つけてほしい。焦って決める必要はありません。でも、新卒というカードは一度しか使えないことは覚えておいてください。

    私は定年後、退職金の運用で頭を悩ませています。正直、もっと若いうちから資産形成を考えておけばよかったと後悔しています。就職先選びも同じで、「あの時ちゃんと考えておけば」と後悔しないために、今できることを全力でやってほしいのです。

    ただし、新卒採用に向かない人もいます。すでに明確なスキルや実績がある人、起業志向が強い人は、無理に新卒採用にこだわる必要はありません。自分に合った道を選んでください。

    63歳の今だから分かる「働く」ことの本当の意味

    40年間働いて、退職金をもらい、今は年金で生活しています。正直に言うと、働いている時は「早く定年になりたい」と思っていました。でも実際に定年を迎えてみると、少し寂しいものです。

    仕事は単にお金を稼ぐ手段ではありませんでした。人と繋がり、社会に貢献し、自分の存在意義を確認する場でもあったのです。だから新卒の皆さんには、「何をするか」だけでなく「誰とするか」「何のためにするか」も考えてほしい。

    私の孫は最終的に、知名度は低いけれど社員を大切にする中小企業を選びました。初任給は大手より低いですが、「面接で会った人が全員楽しそうだったから」という理由でした。40年前の私には絶対にできなかった選択です。正直、孫に負けたなと思いました。

    医療費の備えや生活費の確保など、老後の心配は尽きません。でも、孫が自分なりの基準で就職先を選べたことが、今の私には何よりの安心材料です。お金は運用できても、人生の選択は巻き戻せませんからね。

    まとめ:40年後の自分に胸を張れる選択を

    就活は正解のないゲームです。向いている人もいれば、この仕組み自体が合わない人もいると思います。それでも、新卒採用という制度がある限り、うまく活用してほしい。給料、知名度、安定性も大事ですが、「そこで働く人の顔」をよく見てください。40年後、私のような後悔をしないために。今日から一つでも行動を起こしてみてください。説明会に申し込む、OB訪問をお願いする、何でもいいのです。未来の自分は、今日の自分の決断で作られます。

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  • 26歳で未経験キャリアチェンジに挑戦した私の3ヶ月間の全記録

    正直に言うと、私は転職活動を完全にナメていました。「26歳ならまだ若いし、なんとかなるでしょ」と軽い気持ちで始めた未経験業界へのキャリアチェンジ。結果、最初の1ヶ月で書類選考に15社連続で落ち、自己肯定感がスマホのバッテリー残量並みに減っていきました。都内で一人暮らし、年収350万円、貯金もそこまで余裕がない状態での転職活動は想像以上にメンタルにきます。でも、そんな私でも3ヶ月後には内定をもらえました。今日は、その過程で経験した失敗と、そこから学んだことを包み隠さずお伝えします。

    最初の1ヶ月:「なんとなく転職」で15社連続不採用になった話

    キャリアチェンジを決意したきっかけは、正直に言うと「今の仕事、このまま続けて大丈夫なのかな」という漠然とした不安でした。営業職として3年働いてきましたが、毎月のノルマに追われる日々に疲れを感じていて。「もっとスキルが身につく仕事がしたい」「手に職をつけたい」という気持ちから、IT業界へのキャリアチェンジを考え始めました。

    とりあえず大手転職サイトのリクナビNEXTとdodaに登録して、「未経験歓迎」と書いてある求人に片っ端から応募しました。志望動機? 正直、どの会社にも似たようなことを書いていました。「御社の成長性に惹かれ〜」みたいな、テンプレートをちょっと変えただけのやつです。

    結果は惨敗。15社応募して、書類通過はゼロ。お祈りメールのコレクターになってしまいました。今思えば当然です。「なぜこの業界なのか」「なぜこの会社なのか」を自分の言葉で語れていなかったんですから。「未経験歓迎」は「誰でもいい」という意味じゃないんだって、痛いほど思い知りました。

    この時期、正直かなり落ち込みました。一人暮らしのアパートで、不採用通知を見ながらカップ麺をすする夜が続きました。「26歳でこれって、やばいのかな」と何度も思いました。

    転機になった転職エージェントとの面談で気づいたこと

    このままじゃダメだと思い、転職エージェントを使うことにしました。最初は「エージェントって、なんか営業されそうで怖い」というイメージがあったんですが、藁にもすがる思いで登録しました。私が使ったのはリクルートエージェントとマイナビエージェントの2社です。

    最初の面談で、キャリアアドバイザーの方に言われた言葉が今でも忘れられません。「〇〇さん、キャリアチェンジしたい理由が『今の仕事が嫌だから』になってませんか?」と。図星すぎて、何も言い返せませんでした。

    そこから、アドバイザーの方と一緒に自己分析をやり直しました。営業職で培ったスキルの棚卸し、本当にやりたいことの深掘り、5年後どうなっていたいかのイメージ作り。正直、めちゃくちゃ面倒くさかったです。でも、このプロセスを経て、「営業で身につけたコミュニケーション力を活かしながら、IT業界でカスタマーサクセスの仕事がしたい」という軸が見えてきました。

    エージェントを使って良かった点は、書類の添削と面接対策をしてもらえたこと。デメリットとしては、エージェントによって紹介してくれる求人の質にバラつきがあることと、たまに「この求人、私の希望と違うな」というものを勧められることもありました。複数社を併用して比較するのがおすすめです。

    面接で「未経験です」を武器に変えた具体的な方法

    書類が通るようになっても、次は面接という壁がありました。最初の面接では、「なぜ未経験からIT業界に?」という質問に対して、しどろもどろになってしまいました。面接官の「ふーん」という微妙な反応が今でもトラウマです。

    そこで私が実践したのは、以下の3つです。

    1. 「未経験だからこそ」の視点を言語化する:営業経験があるからこそ、顧客目線でプロダクトを見られるという強みをアピール
    2. 独学でも勉強している姿勢を見せる:Udemyでカスタマーサクセスの基礎講座を受講し、その内容を面接で話せるようにした
    3. 具体的なエピソードを用意する:営業時代にお客様の課題解決に貢献した経験を、数字を交えて説明できるようにした

    特に効果があったのは、面接前に企業のサービスを実際に使ってみること。「御社のサービスを使ってみて、〇〇の機能がすごく便利だと感じました。ただ、△△の部分はユーザーとして少し迷ったので、そういった改善に貢献したいです」と言えると、面接官の反応が明らかに変わりました。

    ちなみに、面接で正直に「年収アップも理由の一つです」と言ったら、むしろ好感を持ってもらえました。「野心があっていいね」と。変に綺麗事だけ並べるより、本音を適度に見せる方が信頼されるんだなと学びました。

    内定後に感じた「キャリアチェンジのリアル」と注意点

    結果として、カスタマーサクセス職として内定をいただくことができました。年収は380万円と、30万円アップ。正直、IT業界への転職でもっと上がると思っていたので、期待値との差はありました。でも、未経験からのキャリアチェンジ1社目としては、スキルを身につけられる環境を優先しました。

    キャリアチェンジして感じたデメリットも正直に書きます。

    • 最初の数ヶ月は覚えることだらけ:業界知識、ツールの使い方、社内用語…。毎日が情報の洪水です
    • 前職の経験が活かせない場面もある:営業経験があるといっても、やっぱり「新人」からのスタート
    • 同期との年齢差:新卒入社の後輩の方が業務に詳しいという状況は、最初プライドが傷つきました

    正直に言うと、キャリアチェンジは向かない人もいます。「今の仕事が嫌だから」という消極的な理由だけの人新しいことを学ぶのが苦手な人すぐに年収を大幅アップさせたい人は、同業界・同職種での転職の方が満足度が高いかもしれません。

    あと、転職活動中は貯金がどんどん減っていくストレスもありました。在職中に転職活動することを強くおすすめします。私は有給を使いながらなんとか乗り切りましたが、貯金に余裕がない状態での転職活動は判断力が鈍ります。「もうどこでもいいから内定ほしい」となってしまうと、結局また転職することになりかねません。

    まとめ:迷っているなら、まず「情報収集」から始めてみてほしい

    26歳でのキャリアチェンジは、決して楽な道ではありませんでした。でも、あの時一歩踏み出していなかったら、今でも「このままでいいのかな」とモヤモヤしながら働いていたと思います。キャリアチェンジが向かない人もいます。でも、「やってみたい」という気持ちがあるなら、まずは転職エージェントに相談するだけでも世界が変わります。私のように15社連続で落ちても、諦めなければ道は開けます。このブログが、同じように悩んでいる誰かの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。まずは今日、転職サイトに登録するところから始めてみませんか?

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  • 63歳で転職活動を始めた私が3ヶ月で気づいた5つの現実

    63歳で転職活動を始めた私が3ヶ月で気づいた5つの現実

    正直に言うと、私は完全にナメていました。38年間勤めた会社を定年退職し、退職金2000万円を手にした時、「まあ年金もあるし、少し働けば余裕でしょ」なんて思っていたんです。ところが、いざキャリアチェンジを目指して転職活動を始めてみると、現実は想像以上に厳しいものでした。履歴書を送っても返事が来ない。面接に進んでも「ご経験は素晴らしいのですが…」と丁重にお断りされる日々。今日は、そんな私が3ヶ月の転職活動で学んだことを、恥ずかしい失敗談も含めて正直にお話しします。

    年金と退職金があれば安心?その考えが甘かった理由

    退職直後、私は退職金2000万円と年金があれば、のんびり暮らせると思っていました。しかし、実際に家計簿をつけてみて愕然としました。妻と二人暮らしですが、月々の生活費は約25万円。年金受給額は夫婦合わせて月22万円程度です。単純計算で毎月3万円の赤字。さらに、持病の通院費や突発的な出費を考えると、退職金を取り崩すペースは予想以上に速いことがわかりました。

    特に不安だったのは医療費への備えです。63歳ともなると、健康診断で何かしら「要経過観察」の項目が出てきます。妻からは「あなた、このままだと70歳になる前に退職金なくなるわよ」と冷静に指摘され、これは働かなければと決意しました。退職金は安全に運用したいと考え、定期預金や個人向け国債なども検討しましたが、元本割れリスクのある金融商品には手を出さず、まずは働いて収入を得る道を選びました。

    ちなみに、退職後1ヶ月間は毎日が日曜日で天国でした。でも2ヶ月目からは、妻に「また家にいるの?」という目で見られるようになり、これはこれで精神的にキツかったです(笑)。

    シニア向け転職サイトに登録してわかった厳しい現実

    キャリアチェンジを決意した私は、まずシニア向けの転職サイトに登録しました。シニアジョブマイナビミドルシニアタウンワークなど、60代以上を歓迎する求人があるサイトを片っ端から登録したのです。

    最初は「38年の営業経験があれば、どこかしら声がかかるだろう」と楽観視していました。ところが、1週間経っても、2週間経っても、スカウトメールは1通も来ません。自分から応募した案件も、書類選考で落とされることがほとんど。正直、心が折れそうになりました。

    冷静に分析してみると、問題点が見えてきました。

    • 希望年収を現役時代の感覚で高く設定しすぎていた
    • 「管理職経験あり」をアピールしすぎて、使いづらい印象を与えていた
    • 業種・職種の希望が狭すぎた

    特に3つ目は大きな落とし穴でした。私は営業職にこだわっていましたが、シニアの転職市場では「何ができるか」より「何をやりたいか」を柔軟に考える必要があると気づいたのです。

    キャリアチェンジで見つけた意外な選択肢

    転職活動を始めて2ヶ月目、私は発想を変えることにしました。「営業経験を活かせる仕事」ではなく、「今の自分にできること」から考え直したのです。

    そこで出会ったのが、マンション管理員という仕事でした。正直、最初は「え、管理人さん?」と思いました。でも、調べてみると意外と奥が深い。住民対応のコミュニケーション力、トラブル時の判断力、清掃や点検の丁寧さ。営業時代に培った「人と接する力」が活かせる仕事だったのです。

    また、シニア向けの人材派遣会社にも登録しました。具体的には、シニアワークス綜合キャリアオプションなどです。派遣という働き方は最初抵抗がありましたが、週3〜4日勤務など、体力に合わせた柔軟な働き方ができる点は魅力でした。

    ただし、デメリットも正直にお伝えします。シニア向け求人は総じて給与水準が低いです。時給1,100円〜1,300円程度が相場で、フルタイムで働いても月収20万円前後。「これで本当に生活費の足しになるのか」と悩むこともありました。また、体力的にきつい仕事も多く、年齢を重ねるごとに選択肢が狭まる現実もあります。

    3ヶ月の転職活動で学んだ5つの教訓

    紆余曲折を経て、私は現在、週3日のマンション管理補助の仕事に就いています。収入は月8万円程度ですが、年金と合わせると生活費はなんとか賄えています。退職金には基本的に手をつけないという目標も達成できそうです。

    この3ヶ月で学んだことを5つにまとめます。

    1. プライドを捨てる勇気が必要 — 元管理職だろうが、シニア市場では一からのスタートです
    2. 希望条件は柔軟に — 給与、勤務日数、職種、すべてに優先順位をつける
    3. 体力と相談する — 無理して週5日働くより、長く続けられる働き方を選ぶ
    4. 複数の選択肢を持つ — 転職サイト、派遣会社、ハローワーク、知人の紹介など、窓口は多いほど良い
    5. 焦らない — 3ヶ月、半年かかっても、自分に合った仕事は見つかる

    特に5番目は声を大にして言いたいです。私も最初の1ヶ月は「どこも雇ってくれない」と落ち込みました。でも、60代の転職活動は短距離走ではなくマラソンなんですね。ゆっくりでも前に進めば、必ずゴールはあります。

    まとめ:シニアのキャリアチェンジは向かない人もいる

    正直に言うと、シニアのキャリアチェンジは全員におすすめできるものではありません。健康面に不安がある方、収入よりも自分の時間を大切にしたい方、今の生活に満足している方は、無理に働く必要はないと思います。

    でも、私のように「このままだと退職金がなくなる不安がある」「社会とつながっていたい」「まだまだ動ける」と感じている方には、まずは転職サイトに登録してみることをおすすめします。登録は無料ですし、どんな求人があるか眺めるだけでも、自分の市場価値が見えてきます。失敗を恐れず、一歩踏み出してみてください。63歳の私でもできたのですから。

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  • シンママが医療保険を見直したら月3000円節約できた話

    正直に言います。私、医療保険に入りすぎていました。

    32歳、シングルマザー、小学2年生の娘が1人。年収は280万円で、毎月の家計はカツカツです。「もし私が倒れたら娘はどうなるの?」という不安から、離婚後すぐに医療保険を2つも契約してしまいました。月の保険料は合計で約8,000円。当時は「これで安心」と思っていたんです。でも1年後、ファイナンシャルプランナーさんに家計相談をしたとき、「それ、かなりムダがありますよ」と言われて頭が真っ白になりました。今日は、保険の素人だった私が学んだ「シングルマザーに本当に必要な医療保険の考え方」をお話しします。

    ちなみに、あれだけ「これで安心」と胸を張っていたのに、実際には約款をほとんど読んでおらず、FPさんに「この特約、内容説明できますか?」と聞かれて見事に固まってしまいました。

    高額療養費制度を知らなかった私の大失敗

    恥ずかしい話ですが、私は「高額療養費制度」の存在を知りませんでした。いや、名前は聞いたことあったんです。でも「なんか難しそう」「自分には関係ない」と思い込んで、ちゃんと調べていなかったんですね。

    高額療養費制度とは、医療費が高額になった場合、自己負担額に上限が設けられる公的な制度です。年収280万円の私の場合、ひと月の医療費の自己負担上限は約57,600円。つまり、どんなに大きな手術をしても、保険適用の治療なら月6万円弱で済むということなんです。

    これを知ったとき、「じゃあ入院日額1万円の保険、いる?」という疑問が湧きました。だって、仮に2週間入院しても自己負担は6万円程度。入院日額5,000円の保険でも、14日間で7万円もらえる計算です。正直、1万円の保障は私にはオーバースペックでした。

    さらに、私が住んでいる自治体には「ひとり親家庭医療費助成制度」があり、子どもだけでなく親の医療費も一部助成されます。公的支援を調べずに民間保険に頼りすぎていた自分が、ちょっと情けなくなりました。保険会社のCMは上手なので、つい「備えあれば憂いなし」と思ってしまうんですよね。でも、まずは公的制度を知ることが第一歩だと痛感しました。

    FPさんに相談して気づいた「本当に必要な保障」

    家計の見直しをしようと思い立ち、無料のFP相談を利用しました。最初は「無料って怪しくない?」と警戒していたんですが、結論から言うと相談して本当によかったです。

    FPさんに言われたのは、「医療保険で備えるべきは、公的制度でカバーできない部分だけでいい」ということ。具体的には以下の3点を重視すべきだと教わりました。

    • 差額ベッド代(個室料金):高額療養費の対象外
    • 先進医療費:保険適用外で数百万円かかることも
    • 入院中の収入減への備え:特にシングルマザーは死活問題

    この視点で自分の保険を見直したら、2つの保険のうち1つは完全に重複していたことが判明。しかも、先進医療特約は両方についていたので、片方は完全にムダでした(先進医療特約は1つあれば十分です)。

    結果的に、私は以下のように保険を整理しました。

    1. 入院日額5,000円のシンプルな医療保険に一本化
    2. 先進医療特約はそのまま継続(月数百円で安心を買える)
    3. がん特約は削除(別途がん保険を検討中)

    これで月の保険料は約8,000円から5,000円に。年間36,000円の節約です。正直、もっと早く相談していればよかったと後悔しています。ちなみに、FPさんは「保険は人生のお守りじゃなくて、経済的リスクへの対策ツールですよ」と言っていて、その言葉が妙に心に刺さりました。お守りだと思うと、なんとなく手放せなくなっちゃうんですよね。

    シングルマザーが医療保険を選ぶときの3つのポイント

    私の経験から、シングルマザーが医療保険を選ぶときに大切だと思うポイントを3つにまとめました。

    1. まず公的制度を徹底的に調べる

    高額療養費制度、ひとり親家庭医療費助成、傷病手当金(会社員の場合)など、使える公的支援は意外と多いです。私のように「なんとなく不安だから」で保険に入ると、公的制度と重複してお金をドブに捨てることになります。お住まいの自治体のホームページ、ぜひチェックしてください。

    2. 「入院日額」より「一時金タイプ」も検討する

    最近は入院が短期化しているので、「入院したら一括で10万円もらえる」というタイプの保険も人気です。シングルマザーの場合、入院中に子どもを預ける費用や、退院後の生活立て直し資金が必要になることも。日額タイプにこだわらず、自分のライフスタイルに合った形を選ぶのがおすすめです。

    3. 「安さ」だけで選ばない

    ネット保険は確かに安いですが、保障内容をきちんと理解できていないと危険です。私は最初、月1,500円の激安医療保険に惹かれましたが、よく見たら入院61日目からしか保障されないタイプでした(そんなに長く入院することある?って話ですよね)。安いものには理由があります。約款はちゃんと読みましょう。私は読まなかった人間なので、自戒を込めて言っています。

    ちなみに余談ですが、保険の見直しをした直後に娘が「ママ、保険って何?」と聞いてきたので、「大人の課金アイテムだよ」と答えたら、「ガチャ?」と返されました。ある意味、間違ってないかもしれません。引きが悪いと使わないまま終わる点とか。

    医療保険の見直しで浮いたお金の使い道

    月3,000円の節約は、年間にすると36,000円。「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、シングルマザーにとってこの金額は大きいんです。

    私はこの浮いたお金を、娘の教育費として積み立てることにしました。具体的には、楽天証券でつみたてNISAを始め、月3,000円ずつインデックスファンドに投資しています。もちろん、投資には元本割れのリスクがあります。でも、銀行に預けていても増えない時代。娘が大学に行く頃(約10年後)には、少しでも増えていてくれたらいいなと思っています。

    正直なところ、保険を減らすのは最初怖かったです。「もし本当に病気になったらどうしよう」という不安は今でもゼロではありません。でも、FPさんの言葉を借りれば、「不安を解消するために必要以上のお金を払うのは、保険会社を喜ばせているだけ」なんですよね。

    将来の病気より、今の教育費。未来の入院より、今日のご飯。そう考えたら、保険にかけすぎていたお金を「今の生活」や「子どもの未来」に回す方が、私にとっては合理的だと思えるようになりました。

    まとめ:医療保険の見直しは「自分を知ること」から

    医療保険の見直しは、正直向かない人もいます。たとえば、すでに持病がある方は新しい保険に入りにくいことがありますし、「保険があるから安心できる」という精神的な支えが必要な方もいるでしょう。無理に削る必要はありません。

    ただ、私のように「なんとなく不安だから」「周りが入っているから」という理由で加入している方は、一度立ち止まって考えてみてほしいんです。公的制度を知り、自分に必要な保障を見極めること。それだけで、月数千円の節約になる可能性があります。

    まずは無料のFP相談や、自治体の窓口で公的支援について聞いてみることをおすすめします。私のように「もっと早く知りたかった」と後悔しないために。

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  • 63歳で転職活動を始めた私が3ヶ月で学んだ5つの現実

    63歳で転職活動を始めた私が3ヶ月で学んだ5つの現実

    私、63歳にして転職活動で見事に玉砕しました。正直に言うと、最初は「40年のキャリアがあるんだから、どこかで必要としてもらえるだろう」と甘く考えていたんです。定年退職して退職金2000万円を手にしたものの、年金だけでは医療費や将来の介護費用が不安で、「もう少し働けないか」と思い立ったのが今年の3月。でも現実は、書類選考で落ちまくり、面接にたどり着いても「お若い方を…」という言葉を何度聞いたことか。この記事では、シニアのキャリアチェンジに挑戦した私のリアルな体験をお話しします。

    最初の1ヶ月:ハローワークに通い詰めた日々

    退職後、まず向かったのは最寄りのハローワークでした。「シニア向けの求人も増えている」とニュースで見ていたので、正直なところ楽観的でした。ところが、窓口で紹介される求人の大半は、警備員、清掃員、マンション管理人といった体力仕事ばかり。私は製造業の品質管理で40年働いてきたので、「経験を活かした仕事がしたい」という希望を伝えると、担当者の方も困り顔でした。

    「田中さん、60歳以上で品質管理の求人は…ほとんどないですね」

    その言葉を聞いた時、まるで長年連れ添った愛車を「廃車です」と宣告されたような気分でした。40年のキャリアが、労働市場では「中古車」扱いなんだと痛感した瞬間です。

    それでも諦めきれず、週に3回はハローワークに通いました。シニア向けの就職セミナーにも参加し、履歴書の書き方講座も受けました。ここで学んだのは、「年齢を強みに変える自己PR」の重要性です。若い人にはない「安定感」「責任感」「トラブル対応力」をアピールすべきだと教わりました。

    民間の転職サービスを使ってみた結果

    ハローワークだけでは限界を感じ、民間の転職サービスにも登録してみました。具体的には、リクナビNEXTマイナビミドルシニア、そしてシニア特化型のシニアジョブです。

    正直に言うと、リクナビNEXTでは私のような年齢層向けの求人は少なく、スカウトメールもほとんど来ませんでした。一方、マイナビミドルシニアとシニアジョブは、50代・60代を対象とした求人が多く、「年齢で門前払いされない」という安心感がありました。

    特にシニアジョブでは、キャリアアドバイザーの方が私の経験を丁寧にヒアリングしてくれて、「品質管理の経験があるなら、ISO審査員の補助業務や、中小企業のコンサルタントアシスタントはどうですか」と提案してくれたんです。自分では思いつかなかった選択肢を示してもらえたのは、大きな収穫でした。

    ただし、デメリットもあります。求人の多くは契約社員やパートタイムで、正社員の道は狭い。また、年収も現役時代の半分以下が相場でした。私の場合、「贅沢は言えない」と割り切るまでに時間がかかりましたね。

    キャリアチェンジで見つけた「第二の居場所」

    結論から言うと、私は3ヶ月の活動を経て、地元の中小製造業で品質管理のアドバイザー(週3日勤務)として働くことになりました。正社員ではなく業務委託契約ですが、月に10万円程度の収入を得られるようになりました。

    この仕事を見つけたきっかけは、意外にも元同僚からの紹介でした。転職サービスで活動する一方、退職した会社の元同僚や取引先にも「何か仕事があれば声をかけてほしい」と伝えていたんです。すると、取引先だった中小企業の社長から「うちの品質管理を見てくれないか」と連絡があり、トントン拍子で話がまとまりました。

    ここで私が学んだのは、シニアのキャリアチェンジは「人脈」が最強の武器になるということです。転職サイトでは「63歳」という数字だけで判断されがちですが、顔と仕事ぶりを知っている人からの紹介は、年齢のハンデを超えられます。

    週3日の勤務なので、体力的にも無理がありません。残りの時間は妻との旅行や趣味の釣りに使えています。フルタイムで働いていた頃より、正直、生活の満足度は上がりました。

    退職金運用と仕事の両立で気をつけていること

    キャリアチェンジと同時に、私が気を配っているのが退職金2000万円の運用です。働いて収入を得ることも大切ですが、退職金を目減りさせないことも同じくらい重要ですから。

    私の場合、退職金の運用方針は「守り重視」です。具体的には:

    • 生活費2年分(約500万円)は普通預金で確保
    • 1000万円は個人向け国債(変動10年)に
    • 残り500万円は投資信託(バランス型)で運用

    ※投資信託は元本割れのリスクがあります。私も昨年、一時的に50万円ほど評価額が下がってヒヤヒヤしました。シニアの資産運用は、「減らさないこと」を最優先にすべきだと痛感しています。

    週3日働いて月10万円、年金が月15万円、合計で月25万円あれば、妻と二人の生活費は何とかなります。退職金には手をつけず、医療費や緊急時の備えとして温存できているのが、精神的な安心につながっています。

    ただ、正直に言うと、シニアのキャリアチェンジは向かない人もいます。体力に不安がある方、新しい環境に適応するのが苦手な方、プライドが邪魔をして「若い上司の下で働けない」という方は、無理に転職活動をする必要はないと思います。退職金を堅実に運用しながら、ボランティアや趣味を充実させる選択肢だってあるのですから。

    まとめ:シニアのキャリアチェンジは「小さく始める」がコツ

    63歳でキャリアチェンジに挑戦した私の結論は、「いきなり正社員を目指さない」「人脈をフル活用する」「週2〜3日から始める」の3つです。フルタイムで働こうとすると選択肢が極端に狭まりますが、パートタイムや業務委託なら道は開けます。向かない人もいるのは事実ですが、「まだ働きたい」という気持ちがあるなら、まずは転職サービスに登録して、自分の市場価値を確認することから始めてみてください。意外な可能性が見つかるかもしれません。

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  • 35歳2児の父が転職エージェント5社使って分かった真実

    正直に言うと、私は転職エージェント選びで盛大にやらかしました。「とりあえず大手に登録すればいいでしょ」という軽い気持ちで始めた転職活動。結果、3ヶ月間ほぼ進展なし。面談で「ご経験を活かせる求人は現在ありません」と言われたときの絶望感、今でも覚えています。35歳、住宅ローン残り25年、子供2人の教育費はこれから本格化、老後資金なんて考える余裕すらない。そんな崖っぷちの状況から、どうやって年収50万円アップの転職を実現したのか。私のリアルな体験をお話しします。

    なぜ転職を決意したのか——三重苦に押しつぶされそうだった日々

    世帯年収700万円。一見すると悪くない数字に見えるかもしれません。でも、郊外の一戸建てのローン返済、保育園から小学生になった上の子の習い事、下の子の保育料、毎月の固定費を払うと手元に残るのはほんのわずか。老後2,000万円問題なんてニュースを見るたびに、胃がキリキリしていました。

    転機は昨年の秋でした。会社の業績悪化で、ボーナスが前年比40%カット。妻と深夜のリビングで家計簿を見ながら「このままじゃマズいよね」と話し合いました。現状維持は緩やかな破滅への道——そう気づいたとき、転職という選択肢が頭に浮かんだのです。

    ただ、35歳という年齢は転職市場では微妙なラインだと聞いていました。「35歳限界説」という言葉も知っていましたし、家族を養う責任がある以上、失敗は許されません。だからこそ、プロの力を借りようと転職エージェントに登録することにしたのです。

    今思えば、この判断自体は間違っていませんでした。問題は「どう使うか」を全く分かっていなかったこと。次の章でお話しする失敗は、まさにその典型例です。

    最初の3ヶ月は惨敗——私がやってしまった3つの失敗

    最初に登録したのは、CMでよく見る大手転職エージェントでした。リクルートエージェント、doda、マイナビエージェント。とりあえず知名度で選びました。これが最初の失敗でした。

    失敗その1:自分の市場価値を把握せずに登録した
    面談で「希望年収は800万円です」と伝えた私に、担当者は一瞬沈黙しました。当時の私の年収は550万円(妻のパート込みで世帯700万円)。いきなり250万円アップは、さすがに夢見すぎでした。担当者の苦笑い、今でも忘れられません。まるで回転寿司で「大トロ10皿」と叫ぶ子供のようだったと思います。

    失敗その2:職務経歴書を適当に書いた
    「なんとなく伝わればいいでしょ」と思って書いた職務経歴書。具体的な数字もなければ、成果もぼんやり。これでは担当者も求人を紹介しようがありません。後から気づきましたが、転職エージェントは職務経歴書の内容で紹介する求人を決めているのです。

    失敗その3:1社のエージェントだけで待ちの姿勢だった
    最初の1ヶ月は大手1社だけに登録して、連絡を待っていました。でも、紹介される求人は週に2〜3件程度。しかも希望条件とズレたものばかり。後から分かったことですが、エージェントによって保有する求人は全然違うのです。

    巻き返しの4ヶ月目——複数エージェント活用で見えた光

    このままではダメだと気づいた私は、戦略を変えました。まず、転職エージェントを5社に増やしました。大手だけでなく、業界特化型のエージェントにも登録。私の場合はIT業界でのバックオフィス経験があったので、IT転職に強いエージェントを追加しました。

    次に、職務経歴書を徹底的に書き直しました。「コスト削減に貢献」ではなく「年間発注プロセス見直しにより、約800万円のコスト削減を実現」という具合に、数字を入れることを意識しました。すると、担当者の反応が明らかに変わったのです。「この実績なら、A社の求人はいかがですか?」と、具体的な提案が増えました。

    そして一番効果があったのは、担当者と正直に話すことでした。「住宅ローンがあるので、年収ダウンは厳しいです」「子供の学校があるので、転勤は難しいです」「正直、今の仕事に不満があるわけではないんですが、将来が不安で…」。包み隠さず話すことで、担当者も本当にマッチする求人を探してくれるようになりました。

    結果として、5社合計で紹介してもらった求人は約80件。そのうち実際に応募したのは12社、面接まで進んだのが5社、最終的に2社から内定をいただきました。年収は50万円アップの600万円。決して大幅アップではありませんが、福利厚生の充実度や将来のキャリアパスを考えると、満足のいく結果でした。

    転職エージェントの正直な評価——向く人・向かない人

    半年間の転職活動を終えて、転職エージェントについて正直な感想をお伝えします。

    良かった点:

    • 自分では見つけられない非公開求人に出会えた
    • 職務経歴書の添削で、自分の強みを客観視できた
    • 面接日程の調整や年収交渉を代行してもらえた
    • 不採用の理由をフィードバックしてもらえた

    正直イマイチだった点:

    • 担当者によって当たり外れが大きい(正直、相性が合わない人もいました)
    • 希望と違う求人をゴリ押しされることもあった
    • 連絡頻度が高すぎて、仕事中に対応できないこともあった
    • 内定承諾を急かされるプレッシャーを感じた場面もあった

    転職エージェントが向かない人もいます。例えば、自分のペースでゆっくり転職活動したい人、特定の企業だけを狙いたい人、エージェントとのやり取り自体がストレスになる人。そういう方は、転職サイトでの直接応募の方が合っているかもしれません。

    逆に向いているのは、35歳前後で市場価値が分からない人、忙しくて転職活動に時間を割けない人、年収交渉が苦手な人です。私のように家族を養う責任がある場合、プロのサポートは心強かったです。

    まとめ:行動しなければ何も変わらない

    転職エージェントは万能ではありません。担当者との相性もありますし、必ずしも希望通りの転職ができるとは限りません。「向かない人もいる」というのは正直なところです。ただ、私のように教育費・住宅ローン・老後資金の三重苦を抱えている方には、一度話を聞いてみる価値はあると思います。登録は無料ですし、合わなければ途中でやめることもできます。現状維持が最大のリスクになることもある。あの深夜のリビングでの会話がなければ、今の私はいません。まずは一歩、踏み出してみてください。

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  • 26歳年収350万の私がNISAで3ヶ月放置した結果と学び

    正直に言うと、私はNISAを始めて最初の1ヶ月、毎日スマホで評価額をチェックしては一喜一憂するという、典型的な「やっちゃダメなこと」をやらかしていました。1,000円下がっただけで「やっぱり投資なんてやるんじゃなかった」と落ち込み、2,000円上がれば「俺って投資の才能あるかも」と調子に乗る。今思えば完全に振り回されていましたね。26歳、都内一人暮らし、年収350万円。将来への漠然とした不安から始めたNISAですが、ここに至るまでの失敗と気づきを、同じような境遇の方に向けて書いてみます。

    そもそもなぜNISAを始めようと思ったのか

    きっかけは、会社の同期との飲み会でした。「お前、まだNISAやってないの?」と言われて、正直ちょっとカチンときたんですよね。でも同時に焦りも感じました。私は毎月の手取り約23万円から家賃7万円、光熱費、食費、たまの飲み会代を払うと、月末にはほぼ残らない生活。貯金は一応50万円くらいありましたが、これが将来の何になるのかも分からない状態でした。

    「このまま銀行に預けていても増えない」というのは頭では分かっていました。でも投資って怖いじゃないですか。親からも「株なんてギャンブルだ」と言われて育ったので、どこかでブレーキがかかっていたんです。

    でも調べていくうちに、新NISAは非課税で運用できること、つみたて投資枠なら月100円からでも始められることを知りました。「これなら失敗しても致命傷にはならないかも」と思えたのが、最初の一歩でした。

    とはいえ、証券口座を開設するだけで2週間かかりました。マイナンバーカードの写真がうまく撮れなくて3回やり直したのは、今となっては笑い話です。SBI証券と楽天証券で迷いに迷って、結局ポイントが貯まりやすそうという理由で楽天証券を選びました。

    最初の3ヶ月で私がやらかした失敗3つ

    口座を開設して、いざ投資信託を買おう!となったとき、私は大きな失敗をしました。それは「なんとなく人気ランキング上位の商品を買った」こと。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選んだのは結果的に悪くなかったのですが、正直なぜこれがいいのか、リスクは何なのかを理解していませんでした。

    2つ目の失敗は、冒頭にも書いた「毎日評価額をチェックしてしまう」こと。つみたて投資は長期で考えるものなのに、短期の値動きに心が揺さぶられて疲弊しました。株価が下がった日はYahoo!ニュースで「世界経済崩壊か」みたいな見出しを探しては、勝手に不安になっていました。完全に本末転倒です。

    3つ目は、「友人に話しすぎた」こと。投資を始めた嬉しさで周りに言いまくったら、「今どれくらい増えた?」と聞かれるようになり、それがプレッシャーに。しかも1ヶ月目はマイナスだったので、「やっぱり投資って怖いね」と言われて余計に焦りました。今思えば、投資は自分のペースで静かにやるものですね。

    3ヶ月経って分かったリアルな数字と心境の変化

    さて、実際の運用状況をお見せします。私は毎月2万円をつみたて投資枠で積み立てています。3ヶ月で合計6万円を投資して、現在の評価額は約61,500円。プラス1,500円です。

    「え、たったそれだけ?」と思いましたか?私も最初はそう思いました。でも考えてみてください。銀行の普通預金に6万円を3ヶ月預けても、利息は数円です。それと比べれば、まあ悪くないかなと。もちろん、これが将来マイナスになる可能性もあります。投資信託は元本保証ではありません。ここは絶対に忘れてはいけないポイントです。

    心境の変化としては、2ヶ月目あたりから評価額をチェックする頻度が週1回になりました。慣れってすごいですね。今では「まあ、20年後に増えてればいいか」くらいの気持ちで放置できています。これがいわゆる「ほったらかし投資」の境地なのかもしれません。

    ちなみに、年収350万円で毎月2万円の積立はちょっときついです。正直、飲み会を月1回減らし、サブスクを2つ解約しました。Netflix、さよなら…(友達のアカウントで見てます、内緒ですよ)。

    これから始める人に伝えたい本音のアドバイス

    3ヶ月やってみて、私が感じたことを正直に書きます。まず、NISAは「お金を増やす魔法」ではありません。コツコツ積み立てて、長期で運用して、ようやく成果が見えてくるものです。1年で資産が2倍になることを期待している人は、たぶん向いていません。

    あと、生活防衛資金は絶対に確保してから始めてください。私は貯金50万円のうち、30万円は手をつけないと決めています。全額投資に回して、急な出費で売らなければいけなくなったら意味がないですからね。

    証券会社選びについては、正直どこでも大差ないと思います。ただ、楽天証券は楽天カードで積み立てるとポイントが貯まるし、SBI証券は商品数が豊富で手数料も安い。私は楽天経済圏で生活しているので楽天を選びましたが、どちらも初心者には使いやすいです。

    投資信託の選び方も迷いますよね。私のおすすめは、最初は「全世界株式」か「米国株式(S&P500)」のインデックスファンドを1本だけ買うこと。あれこれ分散させようとして複数買うと、管理が面倒になりますし、結局中身が被っていることも多いです。

    • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
    • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
    • 楽天・全米株式インデックス・ファンド

    このあたりは信託報酬(運用コスト)も低くて、長期投資向きです。ただし、繰り返しになりますが元本割れのリスクはあります。「絶対に損したくない」という人は、投資ではなく定期預金や個人向け国債を検討したほうがいいかもしれません。

    まとめ:向かない人もいるけど、私は始めてよかった

    正直に言うと、NISAが向かない人もいます。毎日の値動きが気になって眠れなくなるタイプの人、すぐに結果を求める人、そもそも生活費がカツカツで余裕がない人。そういう人は無理に始める必要はありません。

    でも私のように、将来への漠然とした不安を抱えていて、何か一歩踏み出したいと思っている人には、少額からのつみたてNISAはいいきっかけになると思います。まずは月5,000円からでも、証券口座を開設するところから始めてみてください。3ヶ月後、きっと今とは違う景色が見えているはずです。

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  • フリーランス2年目で転職エージェント3社使った私の本音レポ

    正直に言うと、私は「フリーランス最高!」と思い込んでいた自分を殴りたいです。

    24歳、フリーランスデザイナー2年目。SNSで「自由な働き方」とか言ってる投稿を見て独立したものの、現実は国民年金と国民健康保険の請求書に怯える日々。先月なんて、収入12万円なのに保険料だけで5万円近く飛んでいきました。もはやコントです。「このままじゃマズい」と思い、今年の春から転職エージェントを使い始めました。結論から言うと、3社登録して、2社は微妙、1社はかなり良かったという結果に。この記事では、私が実際に体験したことを包み隠さずお話しします。フリーランスから正社員への転職を考えている方、ぜひ最後まで読んでみてください。

    そもそもなぜ転職エージェントを使おうと思ったのか

    きっかけは、今年の2月に届いた国民健康保険料の通知書でした。「え、年間こんなに払うの?」と二度見したのを覚えています。フリーランスになって2年、収入は月によって10万円〜40万円とジェットコースター状態。貯金も思うように増えず、将来の年金額を試算したら笑えない数字が出てきました。

    最初は転職サイトで自力で探そうとしたんです。でも、フリーランス経験しかない私は「職務経歴書ってどう書けばいいの?」状態。Googleで調べても情報が多すぎて、逆に混乱しました。そんなとき、デザイナー仲間から「エージェント使ったら楽だったよ」と聞いて、試しに登録してみることにしたんです。

    正直、最初は「エージェントって、なんか営業されそうで怖い」というイメージがありました。でも、無料で相談できるなら試す価値はあるかなと。結果的に、この判断は間違っていなかったと思います。ただし、エージェント選びで失敗もしたので、その話は次の章で詳しくお伝えしますね。

    3社登録してわかった、エージェントごとの「合う・合わない」

    私が登録したのは、リクルートエージェント、doda、ワークポートの3社です。結論から言うと、私にはワークポートが一番合っていました。理由は、クリエイティブ職に詳しい担当者がついてくれたからです。

    リクルートエージェントは求人数が多くて魅力的でしたが、担当の方がデザイン業界にあまり詳しくなかった印象。「ポートフォリオサイト見てください」と言っても、あまりピンときていない様子でした。dodaは丁寧な対応でしたが、提案された求人が私のスキルとズレていることが多く、「この人、私の話聞いてた?」と思う場面も正直ありました。

    一方、ワークポートの担当者は最初の面談で「どんなデザインが得意ですか?」「将来的にアートディレクターを目指しますか?」と具体的に聞いてくれたんです。おかげで、希望に近い求人を5社ほど紹介してもらえました

    ここで学んだのは、「大手だから良い」わけではないということ。自分の職種に強いエージェントを選ぶことが、めちゃくちゃ大事です。ちなみに、3社同時に登録しても特に問題はありませんでした。むしろ比較できて良かったです。

    ただ、3社それぞれから毎日のように連絡が来るので、一時期スマホの通知欄がエージェントからのメッセージで埋め尽くされ、家族から「あなた、そんなにモテてないのに通知だけはモテ期みたいね」と笑われました。

    面談で聞かれたこと・準備しておいてよかったこと

    エージェントとの面談(オンラインでした)で聞かれたことを共有しますね。主に以下のような内容でした。

    • フリーランスになった理由と、今回転職を考えた理由
    • 希望年収と最低ライン
    • 勤務地や働き方(リモート可否など)の希望
    • これまでの実績(具体的な案件内容)
    • 苦手な業務や避けたい条件

    準備しておいてよかったのは、ポートフォリオと案件の具体的な数字です。「このLPを作って、CVRが〇%上がった」みたいに言えると、担当者の反応が明らかに変わりました。逆に「なんとなくいろいろやってました」だと、紹介できる求人も曖昧になるそうです。

    あと、正直に「フリーランスの収入が不安定で、社会保険が欲しいんです」と伝えたら、「それ、全然ありですよ」と言ってもらえてホッとしました。変にカッコつけず、本音で話したほうがミスマッチを防げると実感しています。

    ちなみに面談は平日夜や土曜日もOKなところが多いので、案件の合間に受けられました。フリーランスの不規則なスケジュールでも、意外となんとかなります。

    転職エージェントを使うデメリットと「向かない人」の特徴

    ここまで良いことを書いてきましたが、正直デメリットもあります。私が感じた点を挙げますね。

    1. 連絡が多くてちょっと疲れる:特に登録直後は電話やメールがバンバン来ます。「今すぐ転職したい!」じゃないと、ちょっとプレッシャーに感じるかも。
    2. 希望と違う求人も紹介される:数打てば当たる作戦なのか、「これ私に合ってる?」という求人も混ざってきます。断る勇気が必要です。
    3. 担当者との相性問題:これは運もあります。合わないと思ったら、担当変更をお願いするか、別のエージェントに切り替えるのが吉。

    そして、転職エージェントが向かない人もいると思います。例えば「まだ本当に転職するか決めてない」段階だと、エージェントのペースに巻き込まれてしまう可能性があります。また、「自分で企業研究してじっくり選びたい」タイプの人は、転職サイトのほうが合っているかもしれません。

    私の場合は「とにかく効率的に進めたい」「プロに相談しながら決めたい」という気持ちが強かったので、エージェントは合っていました。でも、万人に最適なわけではないと思います。

    まとめ:迷っているなら、まず1社登録してみる価値はある

    フリーランス2年目、国保と年金の支払いに追われていた私が転職エージェントを使ってみた結果、「意外と選択肢ってあるんだな」と気づけました。まだ転職活動中ですが、正社員の内定をいただける未来が少し見えてきた気がします。

    とはいえ、エージェントが合わない人もいますし、連絡が多くてストレスに感じる方もいるでしょう。でも、登録も相談も無料なので、「ちょっと話を聞いてみるか」くらいの気持ちで試してみる価値はあると思います。私のように「このままフリーランス続けて大丈夫かな…」とモヤモヤしている方は、まず1社、登録してみてはいかがでしょうか。

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  • 63歳で始めた積立投資、退職金2000万円の運用で学んだ5つの教訓

    63歳で始めた積立投資、退職金2000万円の運用で学んだ5つの教訓

    正直に告白します。私、退職金を受け取った直後に銀行で勧められるまま、よく分からない投資信託を300万円も一括購入してしまいました。「退職おめでとうございます」と言われてその気になり、パンフレットの利回りの数字だけ見て決めてしまったのです。結果、半年後に基準価額が15%も下落。夜中に何度もスマホで評価額を確認しては、胃がキリキリする日々を過ごしました。38年間コツコツ働いて手にした退職金が、私の無知のせいでこんなに簡単に目減りするなんて。あの時の後悔は、今でも鮮明に覚えています。この経験から学んだ「積立投資」という選択肢について、同じ世代の皆さんにお伝えしたいと思います。

    退職金の一括投資で痛い目を見た私が、積立投資に切り替えた理由

    退職後、私には2000万円の退職金がありました。現役時代は忙しさにかまけて資産運用なんて考えたこともなく、預金通帳の残高を眺めるのが精一杯。そんな私が退職の翌週、取引先の銀行に呼ばれて「特別金利の定期預金キャンペーン」の説明を受けたのが運の尽きでした。

    定期預金だけではなく、セットで投資信託も購入することが条件だったのです。担当者の「今がチャンスです」という言葉と、過去の運用実績のグラフを見せられ、深く考えずに300万円を一括投資してしまいました。妻には「プロに任せれば大丈夫」と偉そうに言っていたのですが、その後の下落で夫婦喧嘩に発展したのは言うまでもありません。

    この経験から、私は投資について真剣に勉強し始めました。そこで出会ったのが「積立投資」という考え方です。毎月一定額をコツコツ投資することで、購入タイミングを分散させ、高値掴みのリスクを軽減できるという仕組み。まさに私のような投資初心者に向いている方法だと感じました。

    特に印象的だったのは「ドルコスト平均法」という考え方。相場が下がった時はたくさん買え、上がった時は少なく買う。これなら相場の上げ下げに一喜一憂しなくて済むかもしれない。藁にもすがる思いで、残りの資金の一部で積立投資を始めることにしました。

    63歳からのNISA活用、正直迷いました

    積立投資を始めるにあたり、まず検討したのが新しいNISA制度の活用です。2024年から始まった新NISAは、つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて年間360万円まで非課税で投資できる制度。運用益に税金がかからないのは、年金生活者にとって本当にありがたい仕組みです。

    ただ、正直なところ、63歳という年齢で始めることに大きな迷いがありました。「今さら始めても意味があるのか」「10年、20年の長期投資なんて、自分にはもう時間がないのでは」。そんな思いが頭をよぎりました。夜、布団の中で天井を見つめながら、何度も考えました。

    しかし、よく調べてみると、平均寿命を考えれば、63歳でもまだ20年以上の運用期間が期待できることに気づきました。もちろん、個人差はありますが、「もう遅い」と決めつけるのは早計だったのです。孫の顔を見るまでは元気でいたいですし、その頃には運用益も少しは育っているかもしれない。そう考えると、少し前向きになれました。

    結局、私はSBI証券でNISA口座を開設し、つみたて投資枠を使って毎月5万円の積立を始めました。選んだのは、手数料の安いインデックスファンドです。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を中心に、国内債券のファンドも少し組み合わせています。株式100%は、さすがにこの年齢では心臓に悪いですから(笑)。

    医療費と生活費の確保、投資に回せる金額の見極め方

    積立投資を続ける上で、私が最も慎重になったのは「いくらまで投資に回していいのか」という判断です。退職金2000万円といっても、これは老後の生活を支える大切なお金。全額を投資に回すわけにはいきません。

    まず、向こう3年分の生活費として、500万円は普通預金と定期預金に確保しました。年金だけでは月々の生活費が5万円ほど不足するため、その補填分です。次に、医療費の備えとして300万円を別途確保。この年齢になると、いつ大きな病気をするか分かりませんから。

    残りの1200万円のうち、最初に失敗した300万円を除く900万円が投資に回せる資金です。ただし、これを一度に投資するのではなく、3年間かけて毎月25万円ずつ積み立てる計画を立てました。もちろん、これは私の場合の話であり、皆さんの状況によって適切な金額は異なります。

    ここで重要な注意点をお伝えしなければなりません。投資信託を含む金融商品には、元本割れのリスクがあります。私が経験したように、投資した資金が減ってしまう可能性は常にあるのです。特に退職金のような「代わりがない」お金を運用する場合は、最悪の事態を想定した上で、失っても生活に支障がない範囲に留めることが大切です。

    投資は、余裕資金で行うもの。これは耳にタコができるほど聞く言葉ですが、実際に身をもって経験しないと、その重みは分からないものです。私の失敗が、皆さんの教訓になれば幸いです。

    1年間積立を続けて感じた、メリットとデメリット

    積立投資を始めて約1年が経ちました。この間に感じたメリットとデメリットを、正直にお伝えします。

    【メリット】

    • 毎月自動で積み立てられるため、投資タイミングに悩まなくなった
    • 一括投資の時のような「高値で買ってしまったかも」という不安が軽減された
    • 相場が下がっても「安く買えている」と前向きに考えられるようになった
    • 夜中にスマホで評価額を確認する頻度が激減した(妻も喜んでいます)

    【デメリット・注意点】

    • 相場が右肩上がりの時は、一括投資の方がリターンが大きかった可能性がある
    • 毎月の積立額を決めるまでに、かなりの時間と労力がかかった
    • 「もっと早く始めていれば」という後悔は、正直今でもある
    • 投資の勉強に時間を取られ、退職後にやりたかった趣味の時間が減った

    特に3番目の後悔は根深いものがあります。もし30代、40代の頃から積立投資を始めていれば、今頃はもっと大きな資産になっていたかもしれない。でも、過去は変えられません。63歳の今からでも、残りの人生で最も若い「今日」から始めるしかないのです。これを読んでいる若い世代の方には、ぜひ早めのスタートをお勧めします。私のような後悔をしないために。

    まとめ:積立投資は万能ではない、でも私には合っていた

    ここまで読んでいただき、ありがとうございます。最後に正直に申し上げると、積立投資は全員に向いているわけではありません。まとまった資金があり、相場を読む自信がある方には、一括投資の方が効率的かもしれません。また、投資そのものにストレスを感じる方や、元本割れを絶対に許容できない方には、預金や個人向け国債の方が適しているでしょう。

    ただ、私のように投資経験がなく、一度失敗して臆病になった人間には、積立投資という「小さく始めて、コツコツ続ける」スタイルが精神的に楽でした。興味を持たれた方は、まず少額から試してみてはいかがでしょうか。月1000円からでも始められます。私と同じ失敗をしないためにも、一括投資ではなく、時間を味方につける方法を検討してみてください。

    ※この記事は2026年6月5日時点の情報に基づいています。投資は自己責任でお願いいたします。金融商品には元本割れのリスクがあり、将来の運用成果を保証するものではありません。

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    この記事は、運営者(Ikuo)が自分自身で調べ、まとめた内容です。専門家による監修を受けたものではありません。より詳しい・個別の判断が必要な内容は、専門家や各サービスの窓口に直接ご相談ください。

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