iDeCoを始めて2年が経ちました。
私はシングルマザー、年収280万円。「老後のことを考えないといけない」と思いながらも、「お金の余裕がない」「難しそう」という気持ちで、ずっと後回しにしていました。始めたのは子どもが小学校に上がり、少し生活が安定してきた頃。月5,000円から始めたiDeCoで、2年間で気づいたことを正直に書きます。
真実1:節税効果は「今すぐ」実感できた
iDeCoの最大のメリットは「掛け金が全額所得控除になること」。これは老後の話ではなく、今年の税金が減るという即効性のある話です。
月5,000円の掛け金で年間6万円。所得税・住民税合わせた節税額は私の場合で年約9,600円。決して大きな金額ではありませんが、「積み立てながら税金も減る」という仕組みは、正直思っていたより得だと感じました。年収が低い分、節税の恩恵は限られますが、それでもゼロよりはずっといい。
真実2:60歳まで引き出せない「縛り」が実はメリットになった
iDeCoは原則60歳まで引き出しできません。最初はこれがデメリットだと思っていました。でも2年間続けてみると、「引き出せないから貯まる」という効果を実感しています。
正直、普通の銀行口座に入っているお金は、気づけば使ってしまいます。iDeCoの口座は「使えないお金」なので、老後資金として確実に積み上がっていきます。強制貯蓄の仕組みとして優秀だと感じています。ただし、生活防衛資金を十分に確保してからiDeCoを始めることは必須です。
真実3:投資信託の選択で「何を選ぶか」より「続けること」が大事
iDeCoを始めるとき、「どのファンドを選ぶべきか」でかなり悩みました。ネットで調べると様々な意見があり、混乱するばかり。
2年経った今思うのは、低コストのインデックスファンドを選んで、あとは放置が正解だということ。私はeMAXIS Slim全世界株式を選び、毎月積み立てるだけ。細かく見直したり乗り換えたりせず、ただ続けることが一番大切だと気づきました。
真実4:「老後が不安」から「老後への備えがある」に気持ちが変わった
iDeCoを始める前は「老後どうしよう」という漠然とした不安がありました。2年間続けた今、積み立て残高が約15万円になりました。老後資金としてはまだまだ少ない金額ですが、「何もしていない自分」から「少しずつ備えている自分」に変わったことで、気持ちが楽になりました。
お金の不安は「行動すること」で少し和らぐと実感しています。完璧な準備ができてから始めるより、小さく始める方が大切だと思います。
真実5:掛け金は無理せず増やすより、まず続けることを優先
「iDeCoは月2万3千円まで掛けられる」と知り、増額を検討したこともあります。でも年収280万のシングルマザーにとって、月2万3千円は家計に大きな影響を与えます。
今も月5,000円のまま続けています。子どもの教育費が落ち着いたら増額を検討するつもりですが、今は「続けること」を最優先にしています。金額より継続。これがシンママの私が2年間で学んだ最大の真実です。
※iDeCoは60歳まで原則引き出しができません。加入前に十分な生活防衛資金を確保してください。また、投資には元本割れのリスクがあります。
まとめ:年収280万のシンママでもiDeCoは始めてよかった
節税が今すぐ実感できる、引き出せない縛りが強制貯蓄になる、選ぶより続けることが大事、行動すると不安が和らぐ、無理せず続けることが最優先。この5つが、2年間のiDeCoで気づいた本音です。「私みたいな年収では意味ないかも」と思っていた過去の自分に教えてあげたい。小さく始めることに意味があります。