63歳で住宅ローン借り換え成功!退職後に300万円節約できた話

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正直に言うと、私は「定年後に住宅ローンの借り換えなんて、もう無理だろう」と完全に諦めていました。63歳、年金受給者、退職金2000万円はあるものの、できれば老後の医療費や生活費のために手をつけたくない。そんな私が、銀行の窓口で「年齢的に厳しいですね」と言われたときの絶望感は、今でも忘れられません。でも、諦めなくてよかった。試行錯誤の末、借り換えに成功し、残りの返済期間で約300万円の節約ができる見込みになりました。

最初の失敗:メガバンクで門前払いされた日

退職後、最初に相談に行ったのは、長年給与振込で使っていた大手メガバンクでした。しかし現実は厳しかった。「63歳で年金収入のみですと、新規の借り換えは難しいですね」とやんわりお断りされてしまったのです。当時の私のローン状況:残債約1200万円、残り返済期間12年、金利変動1.475%、月々の返済額約9万5000円。年金収入は夫婦合わせて月22万円ほど。そこから9万5000円が消えていくのは、正直かなり苦しい状況でした。医療費や介護への備えを考えると、2000万円は極力温存したかったのです。

転機になった「ネット銀行」と「比較サービス」との出会い

ネットで「シニア向け住宅ローン借り換え」と検索してみたことが転機になりました。住宅ローンの一括比較サービスを使うと、複数の金融機関に一度に仮審査を申し込めることを知りました。ダメ元で申し込んでみると、auじぶん銀行とイオン銀行から「審査可能」の連絡が来たのです。

ただし、ネット銀行には注意点もありました:団体信用生命保険(団信)の加入が必須、健康状態の告知が必要、完済時年齢の上限(多くは80歳まで)など。持病がある方や、過去に大きな病気をされた方は、審査に落ちる可能性があります

最終的に私が選んだのはイオン銀行でした。金利は変動0.43%。イオングループでの買い物が5%オフになる特典が決め手になりました。年金生活者にとって、日々の食費節約は金利差以上の価値があります。

借り換え手続きで実際に苦労したこと

審査に通っても、手続きには時間と手間がかかりました。年金生活者の収入証明として年金振込通知書(過去1年分)、年金定期便のコピー、退職金の源泉徴収票などが必要。申し込みから融資実行まで約2ヶ月を要しました。

また、諸費用も忘れてはいけません。事務手数料(借入額の2.2%)、抵当権抹消・設定費用、印紙代など合計で約36万円の持ち出しが発生。私の場合、月々の返済が約1万5000円下がったため、約2年で初期費用を回収できる計算になりました。残り10年で考えると十分なメリットがありました。

借り換え後の生活と、やっておけばよかったこと

借り換えから半年が経ち、毎月の返済額は約8万円に。精神的な余裕が生まれたのが一番大きな変化です。浮いた1万5000円は医療費積立・趣味交際費・緊急予備費に振り分けています。退職金2000万円には手をつけずに済んでいます。ただ、振り返ると「もっと早く行動すればよかった」という後悔もあります。定年前に借り換えを検討していれば、より低金利の商品も選択肢に入ったかもしれません。

まとめ:借り換えが向く人・向かない人

63歳からの住宅ローン借り換えは不可能ではありません。ただし正直に言うと向かない人もいます。健康上の理由で団信に入れない方、残りの返済期間が5年未満の方、金利差が0.3%以下の方はメリットが出にくいかもしれません。一方、「退職金を温存したい」「月々の負担を減らしたい」という方には、検討する価値があります。まずは無料の比較サービスで、ご自身のケースでどれくらい得するか試算してみてください。

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