正直に言うと、私は住宅ローンの審査に3回も落ちました。「シングルマザーで年収280万円じゃ、家なんて買えないのかな」と、何度も諦めかけました。5歳の娘と住んでいた賃貸アパートは、冬になると隙間風がひどくて、娘が「ママ、おうち寒いね」と言うたびに胸が痛かったんです。でも、諦めずに情報を集めて行動した結果、今年ついにマイホームを手に入れることができました。これは、そんな私の失敗と成功のリアルな記録です。
住宅ローン審査に3回落ちた理由と、私が甘く見ていたこと
最初に住宅ローンの相談に行ったのは、近所の大手銀行でした。窓口の方は丁寧に対応してくれましたが、結果は「今回は見送りとさせていただきます」という冷たい一文。理由を聞いても「総合的な判断」としか教えてもらえず、何がダメだったのか全くわかりませんでした。
2回目は別の銀行、3回目はネット銀行に申し込みましたが、結果は同じ。3連敗です。もう笑うしかない、というか実際に娘の前では笑ってごまかしていました。「ママ、なんで笑ってるの?」「いや、大人の世界は複雑なのよ…」なんて答えながら。
後から専門家に相談してわかったのですが、私が落ちた理由は主に3つありました。
- 勤続年数が1年半しかなかった(転職したばかりだった)
- クレジットカードのリボ払い残高が30万円あった
- 借入希望額が年収に対して高すぎた
特にリボ払いは、「毎月ちゃんと払ってるから大丈夫」と思っていたのですが、住宅ローンの審査では「他の借金がある人」という扱いになるそうです。正直、これは完全に私の勉強不足でした。住宅ローンって、ただ「収入がある」だけじゃダメなんですね。
審査に通るために私が実際にやった3つの対策
4回目の挑戦に向けて、私は半年間かけて準備をしました。「次こそは」という気持ちと、「また落ちたらどうしよう」という不安が交互にやってきて、正直メンタル的にはかなりしんどかったです。
まずやったのは、リボ払いの完済です。貯金を切り崩すのは怖かったのですが、30万円を一括で払いました。残高が0円になった明細を見たときは、なんだか肩の荷が降りたような気持ちになりました。
次に、借入希望額を大幅に下げました。最初は2,500万円の物件を見ていたのですが、専門家のアドバイスで1,800万円以下に変更。「年収の5〜6倍以内が目安」と言われて、計算してみたら全然オーバーしていたんです。夢は大きく持ちたいけど、現実も見ないといけませんね。
そして、フラット35に申し込み先を変えました。フラット35は、民間の銀行よりも審査基準が違うらしく、シングルマザーでも通りやすいと聞いたからです。実際、勤続年数の条件も緩めで、雇用形態もそこまで厳しく見られないとのこと。
結果、4回目の審査でついに通過。通知が届いたときは、娘を抱きしめながら泣いてしまいました。娘は「ママ、どうしたの?痛いの?」と心配してくれましたが、「嬉しい涙だよ」と説明しても、5歳にはまだ難しかったようです。
シングルマザーが使える住宅関連の公的支援制度
住宅ローンを組む過程で、いろいろな公的支援があることも知りました。知らないと損をする制度がたくさんあるんです。
まず、住宅ローン減税(住宅ローン控除)。年末のローン残高の0.7%が、最長13年間にわたって所得税から控除されます。私の場合、年間で約10万円ほどの節税になる計算です。年収280万円の私にとって、10万円は本当に大きい。これは娘の習い事1年分くらいの金額です。
また、自治体によってはひとり親世帯向けの住宅取得支援があります。私が住んでいる市では、ひとり親が住宅を購入する際に最大50万円の補助金が出る制度がありました。これは不動産屋さんも知らなかったので、自分で役所に問い合わせて初めてわかりました。
他にも調べてみると、こんな支援があることがわかりました。
- すまい給付金(収入に応じて最大50万円)※2025年以降は要確認
- 子育て世帯向けの金利優遇(フラット35子育てプラス等)
- 自治体独自の移住・定住支援金
正直、これらの制度を全部自分で調べるのは大変でした。でも、役所の窓口で「住宅購入を考えているシングルマザーなんですが、使える制度はありますか?」と聞くだけで、いろいろ教えてもらえます。最初は「こんなこと聞いていいのかな」と遠慮していましたが、聞いてみたら職員さんはとても親切でした。税金払ってるんだから、堂々と聞いていいんですよね。
住宅ローンを組んで感じたメリット・デメリットの本音
マイホームを持って数ヶ月。正直な感想を書きます。
メリットとして一番大きいのは、やっぱり「自分の家」という安心感です。賃貸のときは、「更新料」「家賃値上げ」「大家さんの都合で退去」といった不安が常にありました。でも今は、ここが自分と娘の居場所だという確かな感覚があります。娘も「うちのお庭」と言って、小さな花壇で花を育てています。
また、毎月の支払いが賃貸時代とほぼ変わらないのに、資産として残るというのも大きいです。賃貸は払って終わりですが、住宅ローンは払えば払うほど自分のものになっていく。これは精神的にも違います。
一方、デメリットや不安もあります。
まず、固定費が増えたこと。住宅ローン以外に、固定資産税、火災保険、修繕費の積立などが必要です。賃貸のときは「壊れたら大家さんに連絡」で済んでいたのが、全部自己負担。給湯器が壊れたら数十万円かかると聞いて、震えています。
また、引っ越しが簡単にできなくなったのも事実です。もし娘の学校でトラブルがあったり、転職で遠くに行く必要が出たりしたら、賃貸のように「じゃあ引っ越そう」とはいきません。
そして何より、35年という返済期間の長さ。完済するのは67歳です。正直、「そのとき自分はどうなってるんだろう」と考えると不安になることもあります。繰り上げ返済を少しずつでもしていきたいと思っていますが、教育費との兼ね合いもあり、計画通りにいくかはわかりません。
まとめ:住宅ローンが向かない人もいる。でも、挑戦する価値はあった
ここまで読んでくださった方に、正直にお伝えします。住宅ローンは、全ての人に向いているわけではありません。転職が多い方、収入が不安定な方、そもそも「家に縛られたくない」という方には、賃貸の方が合っている場合もあります。また、住宅ローンには金利変動リスクや、返済不能時に担保物件を失うリスクもあります。
でも、私のように「子どもに安定した住まいを与えたい」「将来の資産を作りたい」と思っている方は、一度真剣に検討してみる価値はあると思います。まずは無料の住宅ローン相談や比較サイトで、自分がどれくらい借りられるのか調べてみてください。行動しないと、何も変わりません。3回落ちた私が言うんだから、間違いないです。
この記事は、運営者(Ikuo)が自分自身で調べ、まとめた内容です。専門家による監修を受けたものではありません。より詳しい・個別の判断が必要な内容は、専門家や各サービスの窓口に直接ご相談ください。
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