38歳になった今、就活をしていた23歳の自分に会えるなら、いくつかのことを伝えたいと思います。
私は地方の国立大学を卒業後、地元の中堅メーカーに就職しました。「東京の大手には縁がない」と思い込んでいたあの頃。15年後の今から振り返ると、後悔していることと、あれでよかったと思うことが両方あります。
後悔1:「地方だから」と選択肢を自分で狭めていた
当時の私は「地方大学→地元就職」が当たり前だと思っていました。合同説明会も地元開催のものにしか参加せず、東京での会社説明会は「交通費もかかるし」と最初からあきらめていました。
でも今の時代、オンライン説明会やWebエントリーが当たり前になりました。15年前とは環境が全然違う。地方にいながら全国の企業にエントリーできる今の就活生が、正直うらやましいです。「どうせ無理」と思い込む前に、一歩踏み出してみてほしい。これが後悔その1です。
後悔2:給料より「仕事の中身」だけで選んだ
当時の私は「お金より仕事のやりがい」という考え方でした。結果として入った会社の仕事は嫌いじゃなかったけど、20代後半で「あれ、同年代と比べて年収低くない?」と気づき始めました。
給料は生活の基盤であり、将来の投資余力にもなります。やりがいと給与は二者択一ではなく、両方を考慮すべきでした。初任給・昇給率・残業代の実態をもっとリサーチしておけばよかったと、今になって思います。
後悔3:OB・OG訪問を一度もしなかった
当時は「そんな積極的なことできない」と避けていたOB訪問。でも入社後に分かったのは、会社のリアルは「説明会」や「採用サイト」では分からないということ。残業の実態、上司の雰囲気、昇進の速度…。実際に働いている人に聞くのが一番正確でした。
今はLinkedInやビズリーチキャンパスなどで、OB・OG訪問がしやすい環境が整っています。「会社の顔」ではなく「現場の声」を聞くこと。これは就活で最も大事なことのひとつだと思います。
あれでよかったと思うこと
後悔ばかり書きましたが、地方の会社に就職してよかったと思う面もあります。
- 転勤がなく、地元に根を張って生活できた
- 家族との時間を大切にできた
- 地域のコミュニティとの繋がりが生まれた
「大手・東京・高年収」が絶対的な正解ではありません。何を大切にするかは人それぞれ。でも、「最初から諦めた」のと「考えた末に選んだ」は全く違う。選択肢を広げた上で、自分で選んでほしいと思います。
まとめ:15年後の自分から就活生へ
地方出身・地方大学でも、視野を広げれば選択肢は広がります。給与とやりがいの両方を考える、OB訪問で現場の声を聞く、「どうせ無理」という思い込みを疑う。この3つを、23歳の自分に伝えたかった。あなたの就活が、後悔より納得で満ちたものになりますように。
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