35歳2児の父が転職エージェント5社使って分かった真実

執筆者:

カテゴリ:

正直に言うと、私は転職エージェント選びで盛大にやらかしました。「とりあえず大手に登録すればいいでしょ」という軽い気持ちで始めた転職活動。結果、3ヶ月間ほぼ進展なし。面談で「ご経験を活かせる求人は現在ありません」と言われたときの絶望感、今でも覚えています。35歳、住宅ローン残り25年、子供2人の教育費はこれから本格化、老後資金なんて考える余裕すらない。そんな崖っぷちの状況から、どうやって年収50万円アップの転職を実現したのか。私のリアルな体験をお話しします。

なぜ転職を決意したのか——三重苦に押しつぶされそうだった日々

世帯年収700万円。一見すると悪くない数字に見えるかもしれません。でも、郊外の一戸建てのローン返済、保育園から小学生になった上の子の習い事、下の子の保育料、毎月の固定費を払うと手元に残るのはほんのわずか。老後2,000万円問題なんてニュースを見るたびに、胃がキリキリしていました。

転機は昨年の秋でした。会社の業績悪化で、ボーナスが前年比40%カット。妻と深夜のリビングで家計簿を見ながら「このままじゃマズいよね」と話し合いました。現状維持は緩やかな破滅への道——そう気づいたとき、転職という選択肢が頭に浮かんだのです。

ただ、35歳という年齢は転職市場では微妙なラインだと聞いていました。「35歳限界説」という言葉も知っていましたし、家族を養う責任がある以上、失敗は許されません。だからこそ、プロの力を借りようと転職エージェントに登録することにしたのです。

今思えば、この判断自体は間違っていませんでした。問題は「どう使うか」を全く分かっていなかったこと。次の章でお話しする失敗は、まさにその典型例です。

最初の3ヶ月は惨敗——私がやってしまった3つの失敗

最初に登録したのは、CMでよく見る大手転職エージェントでした。リクルートエージェント、doda、マイナビエージェント。とりあえず知名度で選びました。これが最初の失敗でした。

失敗その1:自分の市場価値を把握せずに登録した
面談で「希望年収は800万円です」と伝えた私に、担当者は一瞬沈黙しました。当時の私の年収は550万円(妻のパート込みで世帯700万円)。いきなり250万円アップは、さすがに夢見すぎでした。担当者の苦笑い、今でも忘れられません。まるで回転寿司で「大トロ10皿」と叫ぶ子供のようだったと思います。

失敗その2:職務経歴書を適当に書いた
「なんとなく伝わればいいでしょ」と思って書いた職務経歴書。具体的な数字もなければ、成果もぼんやり。これでは担当者も求人を紹介しようがありません。後から気づきましたが、転職エージェントは職務経歴書の内容で紹介する求人を決めているのです。

失敗その3:1社のエージェントだけで待ちの姿勢だった
最初の1ヶ月は大手1社だけに登録して、連絡を待っていました。でも、紹介される求人は週に2〜3件程度。しかも希望条件とズレたものばかり。後から分かったことですが、エージェントによって保有する求人は全然違うのです。

巻き返しの4ヶ月目——複数エージェント活用で見えた光

このままではダメだと気づいた私は、戦略を変えました。まず、転職エージェントを5社に増やしました。大手だけでなく、業界特化型のエージェントにも登録。私の場合はIT業界でのバックオフィス経験があったので、IT転職に強いエージェントを追加しました。

次に、職務経歴書を徹底的に書き直しました。「コスト削減に貢献」ではなく「年間発注プロセス見直しにより、約800万円のコスト削減を実現」という具合に、数字を入れることを意識しました。すると、担当者の反応が明らかに変わったのです。「この実績なら、A社の求人はいかがですか?」と、具体的な提案が増えました。

そして一番効果があったのは、担当者と正直に話すことでした。「住宅ローンがあるので、年収ダウンは厳しいです」「子供の学校があるので、転勤は難しいです」「正直、今の仕事に不満があるわけではないんですが、将来が不安で…」。包み隠さず話すことで、担当者も本当にマッチする求人を探してくれるようになりました。

結果として、5社合計で紹介してもらった求人は約80件。そのうち実際に応募したのは12社、面接まで進んだのが5社、最終的に2社から内定をいただきました。年収は50万円アップの600万円。決して大幅アップではありませんが、福利厚生の充実度や将来のキャリアパスを考えると、満足のいく結果でした。

転職エージェントの正直な評価——向く人・向かない人

半年間の転職活動を終えて、転職エージェントについて正直な感想をお伝えします。

良かった点:

  • 自分では見つけられない非公開求人に出会えた
  • 職務経歴書の添削で、自分の強みを客観視できた
  • 面接日程の調整や年収交渉を代行してもらえた
  • 不採用の理由をフィードバックしてもらえた

正直イマイチだった点:

  • 担当者によって当たり外れが大きい(正直、相性が合わない人もいました)
  • 希望と違う求人をゴリ押しされることもあった
  • 連絡頻度が高すぎて、仕事中に対応できないこともあった
  • 内定承諾を急かされるプレッシャーを感じた場面もあった

転職エージェントが向かない人もいます。例えば、自分のペースでゆっくり転職活動したい人、特定の企業だけを狙いたい人、エージェントとのやり取り自体がストレスになる人。そういう方は、転職サイトでの直接応募の方が合っているかもしれません。

逆に向いているのは、35歳前後で市場価値が分からない人、忙しくて転職活動に時間を割けない人、年収交渉が苦手な人です。私のように家族を養う責任がある場合、プロのサポートは心強かったです。

まとめ:行動しなければ何も変わらない

転職エージェントは万能ではありません。担当者との相性もありますし、必ずしも希望通りの転職ができるとは限りません。「向かない人もいる」というのは正直なところです。ただ、私のように教育費・住宅ローン・老後資金の三重苦を抱えている方には、一度話を聞いてみる価値はあると思います。登録は無料ですし、合わなければ途中でやめることもできます。現状維持が最大のリスクになることもある。あの深夜のリビングでの会話がなければ、今の私はいません。まずは一歩、踏み出してみてください。

お金・投資の用語で迷ったことはありませんか?

金融・投資に関わる用語をゲーム感覚で効率よく覚えられる無料ツールです。

無料で金融用語を学ぶ(ファイ単)

一人で抱え込まず、プロに話を聞いてもらうという選択肢

転職や就活の悩みは、誰かに話すだけで整理できることもあります。どちらも無料相談なので、「まだ転職するか決めていない」という段階でも気軽に利用できます。

Remoful(リモフル)でキャリア相談する

サクキャリマッチで無料面談を申し込む

キャリセン就活エージェントで無料相談する



この記事は、運営者(Ikuo)が自分自身で調べ、まとめた内容です。専門家による監修を受けたものではありません。より詳しい・個別の判断が必要な内容は、専門家や各サービスの窓口に直接ご相談ください。

運営者情報 免責事項 プライバシーポリシー

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA