43歳で始めたインデックス投資、3年で資産500万円増えた話

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正直に告白します。私、40歳まで「投資=ギャンブル」だと本気で思っていました。

管理職として年収900万円をいただきながら、やっていたのは普通預金にお金を眠らせることだけ。気づけば子供の大学進学まであと数年。「このままじゃマズい」と焦り始めたのが、ちょうど3年前のことです。最初に手を出したのは、会社の先輩に勧められた個別株。結果は惨敗。半年で30万円が溶けました。「やっぱり投資は怖い」と一度は諦めかけたのですが、そこで出会ったのがインデックス投資という考え方でした。今日は、投資ド素人だった私が、インデックス投資を3年続けて感じたリアルな体験をお話しします。

ちなみに、株価アプリを開くたびに「今日はどうかな」と祈るように確認していたのに、下落を見るたび震える手でスマホをそっと閉じるという、投資家というよりギャンブラーの末路みたいな行動を繰り返していました。

個別株で30万円溶かした私がインデックス投資に出会うまで

2023年の春、私は意気揚々と証券口座を開設しました。当時読んでいたビジネス誌に「これからは〇〇業界が熱い」と書いてあったので、その関連銘柄を3つほど購入。毎日株価をチェックしては一喜一憂する日々が始まりました。

最初の1ヶ月は順調でした。含み益が5万円を超えたときは、正直「俺、才能あるんじゃない?」とか思っていました。今思い出すと恥ずかしくて穴があったら入りたいです。

しかし、その後は坂道を転げ落ちるように下落。損切りのタイミングもわからず、気づけば30万円の損失。妻には「ちょっとした勉強代」と説明しましたが、内心は相当へこみました。

そんなとき、書店で手に取ったのが「ほったらかし投資術」という本でした。そこで紹介されていたのが、インデックスファンドに毎月一定額を積み立てる投資法。個別銘柄を選ぶ必要がなく、市場全体の成長に乗っかるというシンプルな考え方に、「これなら私でもできるかも」と光が見えた瞬間でした。

つみたてNISAとiDeCoを併用して気づいた「税制優遇」の威力

インデックス投資を始めるにあたり、まず取り組んだのがつみたてNISA(現在の新NISA)とiDeCoの口座開設でした。正直、最初は制度の違いがよくわからず、何度も解説サイトを読み返しました。43歳の脳みそには、新しい制度を理解するのに時間がかかるものです。

私の場合、つみたてNISAでは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を、iDeCoでは「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を選びました。なぜ分けたかというと、単純に「全部同じだとつまらないかな」という素人考えです。専門家から見たら突っ込みどころがあるかもしれませんが、大切なのは続けられることだと思っています。

驚いたのは、iDeCoの節税効果です。私の年収だと、毎月2.3万円の掛金で、年間約8万円の所得税・住民税が軽減される計算になります。これ、投資のリターン以前に確定している「利益」なんですよね。管理職として税金の重さを痛感していた身としては、正直もっと早く知りたかったです。

ただし、iDeCoには60歳まで引き出せないというデメリットがあります。子供の大学費用など、近い将来使う可能性のあるお金は別で確保しておく必要があることを、身をもって学びました。

3年間の運用成績と、正直しんどかった暴落時の心境

さて、肝心の運用成績です。2023年5月から2026年5月までの3年間、毎月約15万円を積み立ててきました。内訳は、新NISA(つみたて投資枠)に10万円、iDeCoに2.3万円、特定口座に約2.7万円です。

積立総額は約540万円。そして現在の評価額は約1,050万円。単純計算で約500万円のプラスです。年率にすると20%を超える好成績ですが、これは2024年以降の株式市場が好調だったことが大きいです。正直、運が良かった面もあります。

ただ、この3年間ずっと順調だったわけではありません。2024年8月の世界同時株安では、一時的に評価額が100万円以上マイナスになりました。あのときは本当にしんどかった。毎朝起きるたびに「今日も下がってるかな」とスマホを見るのが怖くて、妻からは「顔色悪いけど大丈夫?」と心配されました。

でも、インデックス投資の本で読んだ「暴落時こそ安く買えるチャンス」という言葉を信じて、積立を止めませんでした。結果的にこれが正解だったのですが、当時の私にそんな余裕があったかというと、正直なかったです。「信じる者は救われる」を地で行く体験でした。

  • 2023年5月〜2024年7月:順調に右肩上がり、含み益100万円突破
  • 2024年8月:世界同時株安で含み益がほぼ消滅、一時マイナスに
  • 2024年9月〜2025年12月:市場回復、過去最高値を更新
  • 2026年1月〜現在:安定推移、評価額1,000万円突破

この経験から学んだのは、インデックス投資は精神的にも「ほったらかし」がベストということ。チェックする頻度は月1回で十分。毎日見ると心臓に悪いです。

相続も視野に入れて考える、40代からの資産形成戦略

43歳の私には、もうひとつ気になっていることがあります。それは相続です。両親も70代に入り、そろそろ現実的に考えなければならない年齢になってきました。

インデックスファンドは、相続の観点からも扱いやすい資産だと感じています。不動産のように分割が難しいこともなく、評価額も明確。もちろん、自分が亡くなった場合のことも考え、妻には証券口座の情報を共有しています。「俺に何かあったら、慌てて売らずに持ち続けてくれ」とだけ伝えてあります。

また、子供への金融教育という意味でも、インデックス投資を始めて良かったと思っています。大学進学を控えた息子には、「お父さんはこうやって資産を増やしているんだよ」と、たまに証券口座の画面を見せています。最初は興味なさそうでしたが、最近は「俺もバイト代で始めてみようかな」と言い出しました。これが一番嬉しい副産物かもしれません。

なお、投資には元本割れのリスクがあります。私の3年間はたまたま好成績でしたが、今後10年、20年で市場がどうなるかは誰にもわかりません。余裕資金で行うこと、長期的な視点を持つことが大前提です。

まとめ:インデックス投資は万人向けではない、でも試す価値はある

3年間インデックス投資を続けてきた正直な感想として、この投資法が向かない人もいると思います。すぐに結果を求める人、市場の上下に一喜一憂してしまう人、そもそも投資に回せる余裕資金がない人には、ストレスになるだけかもしれません。

でも、40代で「このままじゃマズい」と焦っている方には、ぜひ一度検討してほしいです。個別株で失敗した私でも続けられています。まずは月1万円からでも、証券口座を開設するところから始めてみませんか?未来の自分が、きっと感謝してくれるはずです。

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