娘が就活を迎えた今年、私は43歳の管理職です。
正直に言うと、就活の話を娘にするのは難しいと感じています。私が就活をしたのは20年前。時代も環境も全然違う。でも、20年間働いてきた中で見えてきた「本質的なこと」はあると思っています。この記事では、娘に直接話した5つの本音を書きます。
本音1:「やりたいこと」より「続けられること」を探せ
「やりたい仕事に就け」という言葉は正論ですが、22歳でやりたいことが明確な人は少数派です。私も「なんとなく製造業が安定してそう」という理由で今の会社を選びました。
20年働いて気づいたのは、「続けられること=得意なこと×苦痛でないこと」の組み合わせだということ。情熱がなくても、苦痛を感じずに続けられる仕事は存在します。最初から「天職」を探そうとせず、「続けられそうか」という視点で選ぶのもひとつの正解です。
本音2:最初の会社がすべてではない
私の時代は「転職=根性がない」という空気がありました。でも今は違います。娘の世代では転職は当たり前、むしろスキルアップのために積極的に動く人が多い。
「この会社で一生働かなきゃいけない」というプレッシャーを感じる必要はありません。最初の会社はキャリアの「スタート地点」であって「ゴール」ではない。合わなければ変わればいい。ただし、最低3年は続けることで「基礎力」が身に付くとは伝えました。
本音3:給料の話を恥ずかしがるな
就活生は給料の話を「下品」と感じる人もいます。でも、給料は生活の根幹です。初任給、昇給カーブ、残業代の実態、賞与の実績…。これらをしっかり確認することは、社会人として当然の行為です。
私が若い頃、給料の話をしっかり調べなかった結果、30代で同期と年収差がついていたことに気づきました。お金の話をオープンに調べることは、自分の人生を大切にすることです。
本音4:面接は「合格させてもらう場」ではなく「お互いを見る場」
就活生は「選ばれる立場」と思いがちです。でも会社もまた「良い人材に選ばれたい」と思っています。特に今は売り手市場。
「この会社で私は成長できるか」「上司になる人はどんな人か」「現場の雰囲気はどうか」。面接はこういったことを確認する場でもあります。遠慮せず質問する学生の方が、会社側には好印象を持たれることが多いです。
本音5:就活の結果より「どう働くか」の方が大事
どの会社に入るかより、入った会社でどう働くかの方が、長い目で見ると重要です。同じ会社に入っても、10年後に大きく差がつくのは「入社後の姿勢と行動」によるものです。
大手に入ることが目的化すると、入った後に燃え尽きてしまうことがあります。就活はゴールではなくスタート。入った後に何をするかを、就活中から考えておいてほしい。これが父親から娘への最後の本音です。
まとめ:管理職の父から就活生の娘へ
続けられることを探す、転職を恐れない、給料をしっかり調べる、面接は双方向、働き方がすべてを決める。この5つが、20年間働いてきた私が娘に伝えた本音です。就活は大変だけど、あなたの人生の選択肢を広げる大切な時間。応援しています。
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