フリーランス2年目・24歳が転職エージェント3社を使った本音|体験談で比較してわかった「合う・合わない」

正直に言うと、私は「フリーランス最高!」と思い込んでいた過去の自分を、タイムマシンで迎えに行って正座させたいです。24歳、Webデザイナー、フリーランス2年目。SNSで流れてくる「自由な働き方」の投稿にそそのかされて独立したものの、現実は国民年金と国民健康保険の請求書に怯える日々でした。収入12万円の月に、保険料だけで5万円近く飛んでいったときは、もはやコントです。しかも観客は私ひとり。拍手もありません。

「このままじゃマズい」と思い、春から転職エージェントを使い始めました。結論から言うと、3社に登録して、私には「合わなかった」が2社、「かなり合った」が1社でした。この記事では、その3社を使った体験談を、赤面エピソードも含めて包み隠さずお話しします。

いま、「フリーランスから正社員に戻りたいなんて、負けた気がする」と感じている方へ。それは負けではありません。働き方を選び直すのは、ちゃんと前に進んでいる証拠です。こうして情報を探している時点で、あなたはもう十分えらいです。大袈裟ではなく、本当に。

この記事でわかること

  1. フリーランスの私が、転職エージェントを使おうと思った理由
  2. リクルートエージェント・doda・ワークポートの3社を使ってみた感想(あくまで私の場合です)
  3. 面談で聞かれたことと、準備してよかったこと
  4. 面接で困った質問「なぜまた会社員に?」への答え方
  5. デメリットと、エージェントが向かない人の特徴

そもそもなぜ転職エージェントを使おうと思ったのか

きっかけは、2月に届いた国民健康保険料の通知書でした。「え、年間こんなに払うの?」と二度見して、そのまま三度見しました。目の運動としては優秀でしたが、家計には何の役にも立ちません。

フリーランスになって2年、収入は月によって10万円〜40万円のジェットコースター状態。貯金もなかなか増えず、将来もらえる年金額を試算してみたら、月6万円台という数字が出てきました(あくまで私が試算した目安で、加入状況や制度によって変わります)。画面の前で、しばらく無言になりました。

正社員になれば、会社が保険料を半分負担してくれる社会保険に入れる。これが私にとって一番の動機でした。さらに、フリーランスだと「納品して終わり」になりがちで、ひとつのサービスに長く関わる経験が積みにくい、というモヤモヤもありました。

最初は転職サイトで自力で探そうとしたんです。でも、フリーランス経験しかない私は「職務経歴書って、どう書けばいいの?」状態。検索しても情報が多すぎて、逆に迷子になりました。そんなとき、デザイナー仲間から「エージェント使ったら楽だったよ」と聞いて、試しに登録してみることにしました。

正直、最初は「エージェントって、営業されそうで怖い」というイメージがありました。でも、無料で相談できるなら、試す価値はあるかなと。この判断自体は間違っていなかったと思います。ただ、エージェント選びで少し失敗もしたので、次の章でお話ししますね。

3社登録してわかった、エージェントごとの「合う・合わない」

私が登録したのは、リクルートエージェント、doda、ワークポートの3社です。結論から言うと、私にはワークポートが一番合っていました。理由は、クリエイティブ職の話をよく聞いてくれる担当者さんがついてくれたからです。以下は、あくまで私の体験と私の職種での感想で、担当者さんとの相性には個人差があります。

  • リクルートエージェント:求人数がとにかく多く、情報収集には心強い存在でした。ただ、私の担当の方はデザイン業界の事情にはあまり詳しくない印象で、「ポートフォリオサイトを見てください」と言っても、ピンときていない様子でした。面談も少しあっさりめでした。
  • doda:面談が丁寧で、職務経歴書の添削にも時間をかけてくれました。「フリーランスで〇〇業界のクライアントと直接やり取りし、要件定義から納品まで一貫して担当」と書いたほうが伝わる、というアドバイスは目からウロコでした。一方で、提案される求人が私のスキルとズレていることが多く、「あれ、私の話、ちゃんと伝わってたかな」と思う場面もありました。伝え方が足りなかった私の側の問題もあるはずです。
  • ワークポート:最初の面談で「どんなデザインが得意ですか?」「将来的にアートディレクターを目指しますか?」と具体的に聞いてくれました。おかげで、希望に近い求人を5社ほど紹介してもらえました。

ここで学んだのは、「大手だから合う」とは限らないこと。自分の職種の話をよく分かってくれるエージェントと出会えるかが、めちゃくちゃ大事でした。3社同時に登録しても、登録そのものは特に問題ありませんでした。むしろ比べられて良かったです。

ただし、私の失敗はここからです。3社それぞれから毎日のように連絡が来て、面談の日程調整が重なり、スケジュール帳が小学生の夏休みの宿題みたいに荒れました。一時期は、スマホの通知欄がエージェントからのメッセージで埋め尽くされ、家族から「あなた、そんなにモテてないのに、通知だけはモテ期みたいね」と笑われました。事実ですが、笑うところではありません。

これから始める方は、まず1〜2社で様子を見て、足りなければ追加するくらいが、気持ちにも予定にも優しいと思います。もちろん、私のように最初から複数に登録して比べる方法もありますが、その場合は面談の日程管理に気をつけてください。

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一人で抱え込まず、プロに話を聞いてもらうという選択肢

転職や就活の悩みは、誰かに話すだけで整理できることもあります。以下はいずれも無料相談なので、「まだ転職するか決めていない」という段階でも利用できます(内容や条件は各サービスでご確認ください)。

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面談で聞かれたこと・準備しておいてよかったこと

エージェントとの面談(オンラインでした)で聞かれたのは、主に次のような内容です。

  • フリーランスになった理由と、今回転職を考えた理由
  • 希望年収と最低ライン
  • 勤務地や働き方(リモート可否など)の希望
  • これまでの実績(具体的な案件内容)
  • 苦手な業務や避けたい条件

準備しておいてよかったのは、ポートフォリオと、案件の具体的な数字です。「このLPを作って、CVRが〇%上がった」と言えると、担当者さんの反応が明らかに変わりました。逆に、「なんとなくいろいろやってました」だと、紹介できる求人も曖昧になってしまうそうです。ちなみに私は最初、「いろいろ」と「なんとなく」だけで10分しゃべりました。自己紹介としては、ほぼ霧です。

あと、「フリーランスの収入が不安定で、社会保険が欲しいんです」と正直に伝えたら、「それ、全然ありですよ」と言ってもらえて、ホッとしました。変にカッコつけず、本音で話したほうがミスマッチを防げると実感しています。

面談は平日夜や土曜日も対応してくれるところが多く、案件の合間に受けられました。フリーランスの不規則なスケジュールでも、意外となんとかなります(受付時間は各社でご確認ください)。

面接で困った質問「なぜまた会社員に戻るんですか?」

フリーランスから正社員への転職で、ほぼ必ず聞かれるのがこの質問です。私が準備した答えは、「フリーランスとして様々なクライアントと仕事をする中で、ひとつのサービスを長期的に育てていきたいという思いが強くなりました」というもの。半分本音、半分建前です。残りの半分である「社会保険が欲しい」は、面接では、そっと胸にしまいました。

この答えは、エージェントの担当者さんに模擬面接をしてもらって、整えていきました。最初の私の回答は、緊張のあまり「ええと、自由って、思ったより、お金がかかるんですね」という、ただの感想文でした。面接官さんの表情が見えなくて助かったと思います(オンラインでも、見えていたら立ち直れません)。

本音を全部言う必要はありませんが、うそをつく必要もありません。「長く育てたい」というのも、私の本心の一部です。あなたの本心の中で、相手にも伝わる部分を言葉にすれば大丈夫です。

転職エージェントを使うデメリットと「向かない人」の特徴

ここまで良いことを書いてきましたが、正直、デメリットもあります。私が感じた点を挙げますね。

  1. 連絡が多くて、ちょっと疲れる:特に登録直後は、電話やメールがたくさん届きます。「今すぐ転職したい!」という状態でないと、プレッシャーに感じるかもしれません。
  2. 希望と違う求人も紹介される:「これ、私に合ってる?」という求人が混ざることもあります。断るのは勇気がいりますが、遠慮しなくて大丈夫です。
  3. 担当者さんとの相性問題:これは運の要素もあります。合わないと感じたら、担当の変更をお願いするか、別のエージェントに切り替えるのも一つの方法です。
  4. ポートフォリオが弱いと、紹介できる求人が限られることも:エージェントは魔法使いではないので、自分の武器は自分で磨いておく必要があります。

そして、転職エージェントが向かない人もいると思います。たとえば、

  • 「まだ本当に転職するか決めていない」段階の人(エージェントのペースに巻き込まれる可能性があります)
  • 「自分のペースでゆっくり進めたい」人(頻繁な連絡がストレスになるかもしれません)
  • 「行きたい企業が明確に決まっている」人(直接応募のほうが早いこともあります)
  • 「自分で企業研究して、じっくり選びたい」人(転職サイトのほうが合うかもしれません)

私の場合は、「とにかく効率的に進めたい」「プロに相談しながら決めたい」という気持ちが強かったので、エージェントを使ってよかったと感じています。でも、万人に最適というわけではありません。

まとめ:迷っているなら、まず1社、話を聞いてもらうだけでもいい

フリーランス2年目、国保と年金の請求書に追われていた私が、転職エージェントを使ってみて気づけたのは、「意外と、選択肢ってあるんだな」ということでした。転職活動は進行中で、結果はまだ分かりません。内定が必ずもらえるわけでもありません。それでも、一人で請求書とにらめっこしていた頃より、少し先が見えている気がします。

また、自分の市場価値を客観的に知るという意味では、登録して話を聞いてもらうだけでも価値があると感じました。登録も相談も、基本的に無料のものが多いです(条件は各サービスでご確認ください)。「ちょっと話を聞いてみるか」くらいの気持ちで十分です。

「このままフリーランスを続けて大丈夫かな」とモヤモヤしている方は、まず1社、登録してみてはいかがでしょうか。モヤモヤは、一人で抱えるより、誰かに見せたほうが軽くなります。ここまで読んでくださって、ありがとうございます。あなたのペースで、大丈夫ですよ。

この記事は、運営者(Ikuo)が自分自身で調べ、まとめた内容です。専門家による監修を受けたものではありません。より詳しい・個別の判断が必要な内容は、専門家や各サービスの窓口に直接ご相談ください。

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